ひかり電話

光電話にはデメリットを上回るメリットがある

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光回線を申し込むと必ずと言って良いほど勧められるのが「光電話」です。

今使っている固定電話の電話機・電話番号はそのまま使えるのに、
基本料金や通話料が大幅に安くなるなどといった常套句で勧めてきます。

電話機や電話番号がそのまま使えるとか料金が安くなるといった光電話のメリットは
説明してくれますが、デメリットはこちらが聞かないと教えてくれなかったりします。

じゃあ光電話にデメリットは無いのかと言うと、決してそんなことはありません。

そこで、申し込み時にはあまり教えてもらえることのない光電話のデメリットについて
詳しく見ていきたいと思います。

さらに、知っていることも多いかもしれませんが、
光電話のメリットについても改めて紹介しますよ。

光電話にデメリットってあるの?

光電話を勧められる際には、ことさらアナログ電話よりも優れている点が強調しますが、
光電話にはアナログ電話に劣っている点も少なからずあるんです。

アナログ電話はアナログ電話回線という音声通話専用の回線を使いますが、
光電話はインターネット回線でもある光回線を使います。

ですから光電話の利用と光回線の利用を切り離すことはできず、
光回線が使えない建物では光電話を使うことができません。

近い将来のサービス終了が決まったこともあって減っているとは思いますが、
料金が安いのでいまだにADSLを使っているケースもあると思います。

またWiMAXなどのモバイル回線がここ数年で、
光回線の代わりが務まるほどにまで急激な進化を遂げています。

このように自宅や店舗などで利用するインターネット回線の選択肢が光回線だけでは
ありませんから、光回線と切り離して利用することができないのは光電話のデメリットと
言えるわけです。

ちなみに、光回線と光電話を切り離して、
光電話サービスだけ提供するということも技術的には可能なんだそうです。

光電話の基本料金や通話料が安いのはあくまで光回線とセットで使うからであって、
アナログ電話より基本料金が高くなってしまうので光電話サービスだけでは
提供しないみたいですね。

光電話は停電時に電話かけることも受けることもできない

光電話の大きなデメリットの1つとして「停電時に使えない」ことが挙げられます。

NTTのアナログ電話は電話回線からも給電されているので、固定電話の収容局が
被害を受けていない限りは、停電時でも電話をかけたり受けたりすることが可能です。
(留守電など電話機の機能は使えない)

しかし光回線ではケーブルで給電は行われていないので、
停電時には終端装置である「ONU」や「ホームゲートウェイ(HGW)」が作動しません。

ONUやHGWが作動しなければ光回線自体が使えませんから、
インターネットはもちろん光電話も使えないことになってしまうんですね。

しかし電柱や電線などの設備が十分に整備されていない頃ならともかく、
十分に整備されている現在ではそうそう停電なんて起きないと思っていませんか?

電線などの設備が原因で停電する可能性は低くなっているかもしれませんが、
地震や台風などの自然災害で停電する可能性は決して低くなっていません。

2018年の大阪や北海道では地震によって、
2019年の千葉では台風によって大規模かつ長期間の停電が実際に起こっています。

そこまで規模は大きくなくても、毎年台風が上陸・通過・接近した地域では
多少なりとも停電被害は発生しているんですね。

安否確認や緊急通報などでスマホや携帯電話が使われるので、停電時には
充電できないだけでなく、スマホや携帯電話が繋がりにくくなることもあります。

その上に固定電話が光電話で使えないとなると、安否確認はもちろん、怪我や
体調不良などの二次被害が発生した場合の緊急通報すらままならなくなってしまいます。

災害時に通信手段が無くなる恐れがあるということを考えると、光電話が停電時に
使えないのは決して小さいデメリットとは言えないのではないでしょうか。

光回線乗り換えで電話番号が変わる恐れがある

「MNP」という制度ができるまでは、電話番号が変わるのがイヤでスマホや携帯電話の
キャリア変更をしなかったというケースも多いと思います。

家族や友人などに番号が変わったことを伝えるだけのスマホや携帯電話でも
面倒なのに、固定電話の番号が変わるとなるともっと面倒です。

固定電話の番号は、保険などの各種契約や申し込みなどにも使われています。

家族や友人などに伝えるのはもちろん、こうした契約内容や登録内容などを
全て変更しないといけないと考えるとゾッとしますよね。

光電話は光回線と紐づいていますが、その紐づいている光回線を乗り換えると
光電話の電話番号が変わってしまう恐れがあるというデメリットもあるんですね。

あくまで「変わる恐れがある」だけで、光回線を乗り換えたからと言って必ず光電話の
番号が変わってしまうわけじゃありません。

あまり知られていないかもしれませんが、固定電話の電話番号には
 ・NTTがアナログ電話用に発行した番号
 ・NTT以外の通信会社がアナログ電話用に発行した番号
 ・NTTなどの通信会社が光電話用に発行した番号
の3種類があります。

この内「NTTがアナログ電話用に発行した番号」を使っている場合は、
光回線を乗り換えても光電話の電話番号が変わる心配はありません。

NTTがアナログ電話用に発行した番号は、
番号ポータビリティーで乗り換え先の光電話に電話番号を引き継ぐことができます。

しかし「NTT以外がアナログ電話用に発行した番号」や「NTTなどが光電話用に
発行した番号」は、基本的に番号ポータビリティーで番号を引き継ぐことができません。

なのでNTTがアナログ電話用に発行した番号以外を使っている場合は、
光回線を乗り換えることで光電話の電話番号が変わってしまいます。

既にauひかりやNURO光では一部エリアで最大通信速度5Gbpsや10Gbpsの
サービスを開始していますし、今後より便利でお得な光回線サービスが始まらないとも
限りません。

新しい光回線サービスが始まった場合に、光電話の電話番号が変わることで
光回線の乗り換えがしにくくなるのはデメリットですよね。

ちなみに、フレッツ光から光コラボへの「転用」、光コラボから光コラボあるいは
フレッツ光への「事業者変更」では、例外的にNTTなどが光電話用に発行した番号でも
番号ポータビリティーでの引き継ぎが可能です。

一部の電話番号に繋がらないのは大きな問題じゃない

ネットで光電話のデメリットについて調べると、
「光電話には利用できない番号がある」といったことが挙げられていることがあります。

確かに光電話には、
NTTの3桁サービスなど利用できない電話番号があるのは事実です。

ただ光電話で利用できない電話番号の一覧を見る限りでは、
それほど大きなデメリットだとは思えません。

光電話で利用できない主な電話番号としては
 ・0170で始まる伝言ダイヤル
 ・0180で始まるテレゴング、データドーム
 ・0910で始まる公専接続
などです。

NTTの3桁サービスの方は
 ・114(お話し中調べ)
 ・136(ナンバーアナウンス)
 ・141(でんわばん、二重番号サービス)
 ・145、146(キャッチホン2)
 ・151、152(メンバーズネット)
 ・159(空いたらお知らせ159)
 ・161、162(ファクシミリ通信網)
 ・165(メール送受信)
などが光電話で利用できません。

「110」「119」などの緊急通報は使えますし、番号案内の「104」、時報の「117」、
天気予報の「177」なども光電話で利用できます。

こうして見ると、光電話で利用できない番号は、
使えないとしても固定電話の利用に影響を与えないものばかりですよね。

なので光電話で利用できない番号はあるものの、
それが光電話の利用を躊躇させるほどの大きなデメリットにはなりえませんよ。

光電話を使うメリットは?

先に紹介したように光電話には少なからずデメリットがありますが、
それを補ってあまりあるほどのメリットもあります。

1つは、光電話は無料で開通することができるということです。

アナログ電話を新規で開通するには、建物の電話回線の状況にも因りますが、
2,000~10,000円程度の開通工事費が必要です。

しかし、光電話を光回線と同時に申し込んでおけば光回線の開通工事費に
含まれるので、光電話の開通に一切費用がかかりません。

ちなみに光回線開通済みで後から光電話を開通させる場合は、
1,000~4,500円程度の開通工事費が発生します。

光電話は基本料金や通話料の安さに目が行きがちですが、
開通時に費用がかからないというメリットもあるんですね。

光電話の基本料金や通話料はアナログ電話より安い

光回線と同時なら無料で開通できるのも大きなメリットですが、
光電話と言えばやっぱり基本料金や通話料の安さも外せません。

アナログ電話の基本料金は
 ・住宅用・・・1,450~1,950円
 ・事務用・・・2,300~2,750円
で、通話料は
 ・市内・・・3分8.5円
 ・県内市外・・・3分20~40円
 ・県外・・・3分20~80円
 ・スマホ、携帯電話・・・1分20~40円
となっています。

対して光電話の基本料金は、利用している光回線によって多少違うものの、
大体300~500円程度で住宅用と事務用で違いはありません。

通話料も発信先との距離によって変わることはなく一律3分8円程度で、
スマホや携帯電話にかける場合は1分18円前後です。

基本料金が安い分使い方次第では、光電話の料金はアナログ電話の3分の1から
半分程度に抑えることもできますね。

特定の電話サービスとの通話が無料になることも

光電話は単に通話料が安いだけでなく、
発信先によっては通話料が無料になることもあります。

例えば「auひかり」で光電話を利用し「KDDIまとめて請求」に申し込むと
「auまとめトーク」が適用され、auひかり電話同士とauひかり電話からauスマホへの
通話が無料となります。

また「ソフトバンク光」で「ホワイト光電話」を利用して「ホワイトコール24」に申し込むと、
ホワイト光電話からソフトバンクスマホへの通話が無料です。

ソフトバンクスマホもホワイトコール24に加入しておけば、
ソフトバンクスマホからホワイト光電話への通話が無料となります。

ちなみにソフトバンク光にはもう1つ「光電話(N)」という光電話サービスがありますが、
こちらだとソフトバンクスマホとの通話が無料になりません。

スマホを光電話の子機として使うことも可能

意外に知られていない光電話のメリットとして、
スマホを子機として使えることが挙げられます。

スマホに専用アプリをインストールするだけで、
自宅や店舗などの光電話にかかってきた電話をスマホで受けることができます。

また、通常のコードレスフォンだと親機が発する電波の届く範囲でしか子機が
使えませんが、スマホなら外出先でも光電話の子機として使うことが可能なんです。

外出先でもスマホを光電話の子機として使うには、アプリインストール後にONUや
ホームゲートウェイの「VPNサーバ設定」を変更する手間はかかります。

しかしVPNサーバ設定さえ変更しておけば、自宅や店舗などの光電話にかかってきた
電話を外出先でスマホで受けることが可能となります。

さらに外出先でスマホで電話をかける際も、光電話を通して電話をかけることが
できるので、スマホの高い通話料を払わなくて済みます。

光電話を通すことで、フリーダイヤルなど本来スマホでは繋がらない電話番号に電話をかけることもできるんですね。

自宅だとあまりメリットにはならないかもしれませんが、
店舗や事務所などの業務用として光電話を使う場合には
スマホを子機として使えることはメリットになると思いますよ。

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