固定電話

新築のマイホームに固定電話を設置する必要性は?

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結婚して将来的に子供が生まれることを考えると、
思い切ってマイホームを新築しようと考えるのは自然な流れです。

家を新築するに当たっては、電気・ガス・水道といったライフラインに加えて、
一昔前なら固定電話の開通を考えておかないといけませんでした。

しかしスマホ・携帯電話全盛の最近では、
自宅で固定電話を使う機会がめっきり減ってきています。

そのため、インターネット回線だけ開通させて、
固定電話は設置しないというケースも多くなっているんだとか。

ではこれからマイホームを新築する際に本当に固定電話を開通させなくて良いのか、
固定電話の必要性について考えてみたいと思います。

固定電話を安く設置・利用する方法も紹介するので、
新築のマイホームに固定電話を設置する際は参考にしてみてください。

新築物件に固定電話を引く必要性はある?

今や老若男女に至るまで1人1台スマホや携帯電話を持つのが当たり前となっており、
防犯のために小学生の子供に携帯電話を持たせているケースもあります。

ですから友人や家族と連絡を取るだけであれば、
スマホや携帯電話があれば十分に事足りてしまいます。

また夫婦共働きが一般的となったことで、子供も含めて家に誰も居ない時間が長く、
固定電話に電話がかかってきても対応できないこともありますよね。

さらに固定電話には勧誘やセールスの電話がかかってくることも多いですし、最近では
「振り込め詐欺」や「アポ電強盗」など固定電話が犯罪の道具としても使われています。

そのため新築のマイホームでは固定電話を使う必要性が低くなっている上に、
固定電話を使わないことが防犯にも繋がることになるんですね。

固定電話の利用には基本料金が必要で、
一切電話をかけたり受けたりしなくても毎月一定額の利用料金を
払わないといけないことも固定電話が不要と言われる一因となっています。

NTTのアナログ電話の基本料金は1,500円前後とそれほど高額ではありませんが、
年間にすると18,000円前後となります。

18,000円は夫婦2人ならそれなりに豪華な食事ができる金額ですから、それらを
考えると固定電話を利用する必要性は低いと思われても仕方ないかもしれないですね。

固定電話を利用しないデメリットとは?

実用・防犯・金銭のいずれの面から見ても、
新築のマイホームで固定電話を利用する必要性は低いと言わざるをえません。

しかし、固定電話を利用しないことで発生するデメリットもあるんです。

40代以上の世代にとっては自宅に固定電話があることが当たり前で、
固定電話を使っていないと「信用できない」という風潮が根強く残っています。

そのためマイホームを新築する際のローン審査やクレジットカードの入会審査で、
不利になってしまうことがあるんですね。

30代以下の世代からすると、「40代以上の人に信用されないからって、
どうしてローンやクレジットカードの審査で落とされないといけないの?」と思いますよね。

40代50代は会社で言えば管理職で、金融機関や信販会社ではローンや
クレジットカードの審査で最終的に判断する立場となる年代です。

固定電話は生活拠点が無いと利用できないですから、
 固定電話を利用している
       ↓
 しっかりとした生活拠点がある
       ↓
 生活拠点を維持できる経済的余裕がある
       ↓
 返済を放棄して逃げ出す可能性が低く、信用できる
という風になります。

一方固定電話が無いと、
 固定電話を利用していない
       ↓
 しっかりした生活拠点が無い可能性がある
       ↓
 生活拠点どころか固定電話を維持する経済的余裕が無いのかもしれない
       ↓
 返済を放棄して逃げ出す可能性があり、信用できない
となり、ローンが組めなかったりクレジットカードが作れなかったりするわけです。

「固定電話を使っていないこと」が、
ローンやクレジットカードの審査に落ちた最大の原因になることはもちろんありません。

しかし固定電話を使うだけでローンやクレジットカードの審査で不利になるポイントが
1つ潰せるなら、年間18,000円ぐらいは安いものじゃないでしょうか。

固定電話が無いと万が一の時に困る?

2018年には大阪と北海道で地震、2019年には千葉で台風が原因の大規模な停電が
発生し、一部地域では復旧に長期間を要しています。

こうした大規模な災害が発生した場合には、
安否を確認などを行うのに電話が重要なツールとなります。

また災害が原因で怪我をしたり、二次災害で体調を崩したりした場合の
消防署への緊急通報にも電話は必要です。

しかし基地局も被災して、
災害時にはスマホや携帯電話は電波が繋がりにくくなることも少なくありません。

また停電時にはスマホや携帯電話は充電することができず、
バッテリーが切れた時点で音信不通となってしまいます。

その点固定電話、特にNTTのアナログ電話は電話線で給電も行われているので、
電話線さえ生きていれば電話をかけることも受けることもできます。
(留守電など電話機の機能は使えないこともある)

地震や台風といった緊急時でなくても、
急にスマホや携帯電話が使えなくなることもありますよね。

端末が故障しているのか、通信障害が発生しているのか、サポートセンターに
問い合わせようにもスマホや携帯電話が使えないとどうしようもありません。

ところが自宅に固定電話があれば、固定電話からサポートセンターに電話をかけて
スマホや携帯電話が使えなくなった原因を探ることもできるわけです。

固定電話は子供の連絡手段としても使える

防犯上の理由などで、
小学校低学年の子供に携帯電話を持たせているケースも最近は少なくありません。

とは言え小学生が全員携帯電話を持っているわけではなく、経済的・教育上など
色々な理由で子供に携帯電話を持たせていない家庭も多いと思います。

携帯電話を持っていない、家に固定電話も無いとなると
子供が友達と連絡を取るための手段が無くなってしまいます。

例えば学校で友達と遊ぶ約束をしたけど、家に帰ったら親に留守番を頼まれて
遊びにいけなくなるなんてこともあるかもしれません。

その場合、遊びに行けなくなったことを友達に伝えないといけませんが、
携帯電話も持っていない家に固定電話も無いとなると伝える術が無いんですね。

四六時中親が一緒に居るわけでもないので、
親のスマホや携帯電話を使うわけにもいきません。

将来的に子供が生まれて大きくなった時に連絡手段として使えるように、新築の
マイホームには固定電話を設置しておいてあげるのも親心かもしれないですね。

新築物件に固定電話を引くなら

固定電話に必要性を感じるかどうかは個人の問題ですが、
新築のマイホームで固定電話を使うのであればできるだけ費用は抑えたいですよね。

固定電話の開通にかかる費用もそうですし、
毎月の利用料金も安いに越したことはありません。

固定電話と言うとNTTのアナログ電話のイメージが強いですが、
NTTのアナログ電話は設置するのに数万円の費用がかかります。

さらに毎月の利用料金も、固定電話としては決して安くありません。

そこで設置費用や毎月の利用料金を抑えて固定電話を利用する方法を、
いくつか紹介したいと思います。

初期費用を抑えるなら「ライトプラン」

まず1つ目は、
NTTのアナログ電話を「加入電話」ではなく「ライトプラン」で利用する方法です。

加入電話は、設置する時に開通工事費や事務手数料とは別に36,000円の
施設設置負担金を払わないといけません。

さらに新築だと、最寄りの電信柱から電話ケーブルを宅内に引き込んで屋内配線を
行う必要があるので、固定電話を設置するのに10,000円ほどの工事費が発生します。

ちなみに施設設置負担金を払うことで電話加入権が取得できるんですが、正直なところ、
現在ではこの電話加入権を取得するメリットがほとんどありません。

以前は電話加入権が無いとADSLが使えなかったり、
不要になった電話加入権は高額で売却できたので財産としての価値がありました。

しかし現在は、主流の光回線の利用に電話加入権は関係ありませんし、
電話加入権の価格は暴落しているので財産としての価値もほとんど無いないんですね。

ライトプランは電話加入権をNTTから借りてアナログ電話を利用するので、
固定電話設置時に36,000円の施設設置負担金を支払う必要がありません。

なのでライトプランであれば、
10,000円ほどの開通工事費だけでアナログ電話を設置することができます。

ライトプランは基本料金が割高

ライトプランは初期費用こそ加入電話より大幅に安いですが、
毎月の利用料金が加入電話より割高になってしまいます。

加入電話の基本料金は住宅用で1,450~1,700円ですが、
ライトプランの基本料金は1,700~1,950円と加入電話より250円高くなっています。

ライトプランでは電話加入権をNTTから借りるんですが、
恐らくそのレンタル料が基本料金に上乗せされているといった形ではないでしょうか。

賃貸住宅なら数年で引っ越すことも考えられますが、
新築のマイホームは20年30年と住み続けることになります。

ライトプランでNTTのアナログ電話を12年以上使い続けると、
月250円の積み重ねが施設設置負担金の36,000円を越えてしまいます。

ですからライトプランはアナログ電話の初期費用が抑えられるだけで、
長く使い続ける場合は基本料金が割高なのでお得ではないんですね。

初期費用も利用料金も抑えるなら「ひかり電話」

固定電話設置時の初期費用だけでなく、
毎月の利用料金も抑えたいのであれば「ひかり電話」がオススメです。

ひかり電話は、インターネット回線である光回線のオプションサービスで、
アナログ電話回線ではなく光回線を使って音声通話を行います。

先に光回線を開通させて後からひかり電話を設置するとなると、
1,000~4,500円程度の工事費が発生します。

これでもアナログ電話に比べると安いんですが、
光回線の開通と同時であればひかり電話は無料で設置することができます。
(電話機は自分で用意する)

その上、ひかり電話の基本料金は500~600円ほどで、通話料もアナログ電話が
 ・市内・・・3分8.5円
 ・県内市外・・・3分20~40円
 ・県外・・・3分20~80円
 ・スマホ、携帯電話・・・1分20~40円
なのに対して、
 ・固定電話宛・・・市内、県内市外、県外一律3分8円程度
 ・スマホ、携帯電話宛・・・1分16~17.5円程度
となっています。

余程頻繁に固定電話で電話をかけなければ、ひかり電話だと基本料金と通話料
合わせて1,000円以下で収まる可能性が高いんですね。

ひかり電話のデメリットは?

ひかり電話は設置時の初期費用も利用料金も安く抑えることができますが、
デメリットが全くないわけではありません。

新築物件で新規にひかり電話を設置しても、
「03」などの市外局番から始まる電話番号を発行してもらうことはできます。

しかし「ひかり電話用に発行された電話番号」だと、
光回線乗り換え時に電話番号が変わってしまう恐れがあるので注意が必要です。

それから光ケーブルからは給電が行われていませんから、
停電時にはひかり電話を使うことができなくなってしまいます。

またひかり電話は光回線のオプションサービスですから、自宅のインターネット回線
として光回線を使わないのであればひかり電話も利用することはできません。

まあ停電時に使えないこと以外はそれほど大したデメリットではありませんが、
ひかり電話にはこうしたデメリットがあるというのは覚えておいた方が良いですよ。

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