固定電話

固定電話を引くにはどんな手続きが必要?

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中古物件や新築でもマンションなど集合住宅だと、
入居する段階で既に固定電話が引かれている場合がほとんどです。

そのため一から固定電話を引いた経験が無く、新築物件などでいざ固定電話を
引くとなってもどうしたら良いかの分からないなんてことも多いと思います。

そこで自宅や店舗などに新たに固定電話を引くにはどうすれば良いのか、
その手順について詳しく見ていきましょう。

また固定電話サービスの初期費用や料金を比較して、
安く固定電話が引けるサービスも紹介しますよ。

自宅や店舗に固定電話を引くには

新規で固定電話を引いたことが無い人も多く、固定電話を引くには何か特別な手続きが
必要なんじゃないかと考えると場合もあるかもしれません。

しかし特別な手続きは必要無く、
 ・固定電話サービスを行っている事業者に申し込む
        ↓
 ・電話番号を決定する
        ↓
 ・開通工事の日程を調整する
        ↓
 ・開通工事が実施されて固定電話が開通
というのが固定電話を引く大まかな流れとなります。

「電話番号の決定」が必要なぐらいで、後は光回線の開通とほとんど同じなんですね。

ですから、過去に自宅などで光回線を開通したことがあるなら、
固定電話を引くための手続きはそんなに難しくなと思いますよ。

申し込む前の準備

実際に固定電話の開通を申し込む前の準備として、
決めておかないといけないことがあります。

それは、固定電話を設置する場所です。

もちろん自宅や店舗に設置するんですが、どの部屋のどの辺りに設置するのかという
細かいレイアウトを決めておく必要があるんですね。

固定電話の開通工事では、最寄りの電信柱から電話ケーブルを建物内に引き込み、
屋内配線を行うことになります。

なのでどの部屋のどの辺りに電話機を設置するかによって、
電話ケーブルを引き込む位置や屋内配線の仕方が多少変わります。

開通工事をスムーズに行うためには、
少なくともどの部屋に電話機を設置するかぐらいは決めておいた方が良いですね。

固定電話サービスを申し込む

電話機の設置場所を決めたら、固定電話サービスへの申し込みを行います。

自宅や店舗などに固定電話を引くと言えば、
NTTのアナログ電話が一般的なイメージかもしれません。

30年前ならNTTのアナログ電話ぐらいしか選択肢がありませんでしたし、
今でも有力な候補の1つなのは変わらないです。

しかし現在では固定電話にも、
 ・直収電話
 ・ひかり電話
といったNTTのアナログ電話以外の選択肢があるんですね。

詳しくは後述しますが、
サービスによって開通にかかる費用や毎月の料金に大きな違いがあります。

別に自宅や店舗に引く固定電話はNTTのアナログ電話である必要は無いので、
自分の使い方に合った固定電話サービスを選ぶようにしましょう。

安く設置するなら複数社から見積もりを取る

自宅だとそこまでする必要が無いかもしれませんが、店舗や事務所などに固定電話を
引く場合は、申し込む前に複数社から見積もりを取った方が良いかもしれません。

同じNTTのアナログ電話でも、
NTT以外に申し込みを受け付けている代理店がいくつかあります。

中には、開通工事費などの初期費用が無料になったり、キャッシュバックなどの特典が
貰える法人や個人事業主向けのキャンペーンを行っている代理店もあるんですね。

特に店舗や事務所を開業する場合には、資金的に余裕が無いことも多いと思います。

ですから固定電話を引く費用を少しでも安くするために、手間はかかりますが、
複数社から見積もりを取った方が良いですよ。

電話番号の決定

引っ越しや移転で新築物件に引っ越してきたなら、
前の家や店舗で使っていた電話番号を引き継ぐことも可能です。

しかし以前は固定電話を使っていなかった、新規で店舗を開業するなどといった
場合には、固定電話開通の際に新しく電話番号を発行してもらうことになります。

基本的には事業者側が提示した5つほどの候補の中から選ぶ形で、
自分の思い通りの電話番号を発行してもらえるわけではないんですね。

「下1桁を『1』にしたい」といった程度なら聞いてもらえる可能性はありますが、
「誕生日が9月9日だから下4桁は『0909』が良い」と希望はほぼ聞いてもらえません。

電話番号を購入する方法もあるが・・・

電話番号の売買は特に禁止されているわけではなく、
ネットで探せば電話番号を販売している業者のサイトが見つかります。

ただし普通の電話番号が販売されているわけではなく、「1111」などのゾロ目、
「1234」などの連番、「1000」などのキリ番といった特殊な番号が販売されています。

他にも「0878(お花屋)」「1122(いい夫婦)」「4165(良い老後)」といった語呂合わせの
電話番号も売られています。

ただ販売価格は語呂合わせの番号でも20万円から50万円、「1111」などの
特別な番号になると100万円以上(中には200万円以上も)となっています。

覚えやすい電話番号は迷惑電話や間違い電話のリスクも高いので、
個人の家では高いお金を払ってまで電話番号を購入する必要は無いと思います。

店舗や事務所を開業する場合で開通資金に余裕があるのなら、
語呂合わせなど覚えやすい電話番号を購入するのもアリかもしれませんね。

開通工事の日程を調整する

電話番号が決まったら、固定電話の開通工事の日程を調整します。

光回線の開通工事だと申し込んでから1か月以上待たされることも多いですが、
固定電話の開通工事ではさすがにそこまで待たされることはありません。

とは言え2~3日で工事が行ってもらえるわけでもなく、
少なくとも申し込んでから1週間ぐらいは先になります。

固定電話の開通工事にも立ち会いが必要ですから、工事日は仕事や学校を
休まなくても良い土日祝日に実施してもらいたいと思いますよね。

ただ考えることはみんな同じですから、
工事業者の予定は土日祝日から埋まっていきます。

なので土日祝日に開通工事を行ってもらおうとすると、
場合によっては2週間3週間先となってしまうかもしれません。

工事業者の都合に合わせる形で工事日程を調整すれば、
1週間も待たずに工事を行ってもらえる可能性もあります。

仕事や学校を遅刻・早退・中抜けする必要があるかもしれませんが、
できるだけ早く固定電話を開通させたいなら工事業者の都合に合わせましょう。

できれば現地調査をしてもらう

できるのであれば、申し込んでから開通工事が実施されるまでの間に、
現地調査をしてもらう方が良いと思います。

建物と最寄りの電信柱との位置関係や建物の構造などによって、
開通工事の仕方が多少変わることもあるかもしれません。

また特別な機材が必要だったり、
隣近所の人や自治体などに許可を貰う必要があるといったことも事前に分かります。

工事当日になって、特別な作業が必要で別途料金が発生するとか自治体などの
許可を取らないと作業できないといったことになっても困りますよね。

ですから事前に現地調査をしてもらっておくことで、
トラブルが防げるとともにスムーズに開通工事を実施してもらうことができるわけです。

ただ必ずしもしてもらえるわけではありませんし、日程的に時間が無い場合もあるので、
無理に事前の現地調査をしてもらう必要はありませんよ。

開通工事実施と固定電話開通

日程調整が済めば、後は開通工事が実施されるのを待つだけです。

固定電話の開通工事では建物内に入って作業を行うので立ち会いが必要ですが、
別に全ての作業に立ち会って監視しておく必要はありません。

ただ事前の予定に無かった別途料金の発生する作業を勝手に行われるといったことが、
無いとは言えません。

開通工事自体は30分から1時間程度で終わるので、監視するわけではありませんが、
全ての作業を見ておいても良いと思います。

工事業者としても、後から「あれが失くなった、これが壊れた」などとクレームを
入れられても困るので、全ての作業を見てもらった方が良いんじゃないでしょうか。

最終的に電話機の設置と通話確認まで行ってくれますから、
開通工事が完了するとすぐに固定電話が使えるようになります。

固定電話サービスはNTTだけじゃない

先にも書きましたが、自宅や店舗の固定電話と言うと「NTTのアナログ電話」という
イメージが強いと思います。

もちろんNTTのアナログ電話を利用しても良いんですが、
金銭的なことを考えるとあまりオススメできないんです。

まずNTTのアナログ電話を開通させる場合、開通工事や事務手数料などとは別に、
「施設設置負担金」として36,000円を支払うことになります。

さらにアナログ電話の開通工事費として2,000~10,000円程度かかりますから、
場合によっては初期費用だけで40,000円以上かかってしまうんですね。

施設設置負担金を払ってアナログ電話を設置することで、
「電話加入権」を取得することができます。

以前は電話加入権を取得しないとアナログ電話が使えませんでしたし、
高額で売却できたので1つの「財産」としての価値もありました。

しかし現在は電話加入権を取得しなくてもアナログ電話が利用できますし、
それによって電話加入権の取引価格も暴落して財産としての価値も
ほとんど無くなっています。

ですからわざわざ高い施設設置負担金を支払って、
NTTのアナログ電話を引く意味が現在ではあまり無いんですね。

またNTTのアナログ電話は
 ・事務用・・・2,300~2,500円
 ・住宅用・・・1,450~1,700円
と基本料金が高めに設定されています。

さらに通話料も
 ・市内・・・8.5円(3分)
 ・県内市外・・・20~40円(3分)
 ・県外・・・20~80円(3分)
 ・スマホ、携帯電話・・・20~40円(1分)
と決して安くなく、初期費用も利用料金も高いのでNTTのアナログ電話は
オススメできないというわけです。

「ライトプラン」ならNTTのアナログ電話が安く設置できる

初期費用を抑えてNTTのアナログ電話を開通させるなら、
「ライトプラン」を利用する方法があります。

ライトプランはNTTから電話加入権を借りる形でアナログ電話を利用するので、
施設設置負担金を払う必要が無いんですね。

電話加入権を取得しないからと言って、通話品質が悪くなるわけでもありませんし、
通話料が高くなることもありません。

ただ電話加入権のレンタル料というわけではありませんが、ライトプランの基本料金は
施設設置負担金を払った場合よりも月250円ほど高くなります。

ですから、ライトプランは初期費用をかけずにNTTのアナログ電話が開通できるものの、
10年以上の長期間に渡って利用する場合はかえって割高になってしまいます。

「直収電話」ならアナログ電話の初期費用や料金が安くなる

固定電話を引くのに初期費用も毎月の利用料金も安くしたいのであれば、
「直収電話」を使うのも1つの方法です。

直収電話という言葉はあまり聞き慣れないかもしれませんが、簡単に言うと、
NTT以外の通信会社が行っている固定電話サービスのことです。

以前はKDDIなども直収電話のサービスを行っていましたが、
現在はソフトバンクの「おとくライン」ぐらいしか残っていません。

おとくラインはNTTのアナログ電話回線を借りる形でサービスを行っているので、
基本的な通話品質はNTTのアナログ電話と同じです。

しかし開通に施設設置負担金は不要ですし、基本料金も
 ・事務用・・・2,050~2,350円
 ・住宅用・・・1,350~1,500円
でNTTのアナログ電話より月100~250円安くなっています。

さらに通話料も固定電話宛は一律3分7.9円、
スマホ・携帯電話宛も1分15.5~16円とNTTのアナログ電話よりも安いんですね。

なのでソフトバンクのおとくラインなら、アナログ電話が安く設置できるだけでなく、
安い料金で使うこともできるというわけです。

もちろん「03」や「06」といった通常の市外局番から始まる電話番号を発行してもらう
こともできますし、NTTのアナログ電話から電話番号を引き継ぐことも可能です。

開通工事費が7,000~12,000円程度と若干高くなっていますが、施設設置負担金が
要らないので初期費用はNTTのアナログ電話よりは安く開通できます。

自宅や店舗にアナログ電話を引くのであれば、
NTTではなくソフトバンクのおとくラインを使った方が金銭的にはお得ですね。

光回線を使うならひかり電話がオススメ

自宅でも店舗でも、今やインターネット回線は欠かせませんよね。

インターネット回線の主流は「光回線」ですから、
光回線を使うのであれば固定電話は「ひかり電話」がオススメです。

ひかり電話の開通に施設設置負担金は不要ですし、
光回線と同時であれば、ひかり電話の開通工事費も不要となります。
(光回線と別だと1,000~4,500円の工事費が発生する)

利用する光回線サービスによって多少違いはありますが、
ひかり電話の基本料金は月500円程度ですし、通話料も
 ・固定電話宛・・・一律3分8円程度
 ・スマホ、携帯電話宛・・・1分16~17.5円程度
とソフトバンクのおとくラインと大差ありません。

新規でひかり電話を開通させた場合でも、「03」や「06」といった通常の市外局番から
始まる電話番号を発行してもらうことは可能です。

施設設置負担金も開通工事費も不要で、その上基本料金も通話料も安いわけですから、
新規で固定電話を引くならひかり電話が一番オススメですね。

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