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インターネット回線開通に固定電話は必要ない

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自宅にインターネット回線を開通させるのに固定電話回線が必要だと、
ちょっと面倒だと感じる人も多いんじゃないでしょうか。

現代は1人が1台以上スマホや携帯電話を持つパーソナルフォンの時代で、
家族で共用する固定電話の存在意義が薄れつつあります。

実際一人暮らしだと自宅に固定電話が無いことも多いでしょうし、
家族で暮らしている場合でも固定電話を使わないことは珍しくありません。

そこで、インターネット回線の開通に固定電話回線が必要なのかどうか
詳しく見ていきたいと思います。

また固定電話を使っていないことが及ぼす意外な影響についても説明しますよ。

インターネット利用に固定電話は必要?

インターネット回線の開通に固定電話回線が必要な否かですが、
結論から言うと固定電話回線が無くてもインターネット回線は開通できます。

インターネットが一般的に広く使われるようになった当初は、アナログ回線や
ISDN回線といった固定電話回線がインターネット回線を兼ねていました。

その後、ブロードバンド回線でインターネット専用回線でもあるADSL回線が登場します。

ADSL回線はインターネット専用ですが、固定電話のアナログ回線の音声通話で
使わない帯域を使っているだけで、固定電話と別回線になっているわけではありません。

なのでADSL回線が主流だった頃までは、
固定電話が無いと自宅でインターネットを利用することができなかったんですね。

しかし完全なインターネット専用回線である光回線の登場で、
インターネット利用と固定電話の有り無しが切り離されます。

光回線は専用の光ケーブルを使って通信するので、アナログ・デジタルいずれの
固定電話回線が無い物件にも開通させることができます。

またスマホやモバイルルーターで利用されるモバイル回線も、
固定電話の有る無しに関係なく使えるインターネット回線です。

これまでは通信速度や安定性でADSLや光回線に及びませんでしたが、
高速化・安定化が進み、現在では自宅のインターネット回線としての役割を十分に
果たせるようになっています。

光回線は初期費用がかかるが通信品質は高い

固定電話が無くても使えるインターネット回線の代表格であり、
現在自宅のインターネット回線として広く利用されているのが光回線です。

ADSL回線は、固定電話が無いと利用できないものの、固定電話回線が引かれている
建物であれば大掛かりな回線工事無しで開通させることができます。

ところが光回線は専用の光ケーブルを使って通信するので、
最寄りの電信柱や電柱から宅内に光ケーブルを引き込む工事が必要となります。

光回線の開通工事自体は30分から1時間程度で済むものの、
申し込んでから開通工事が実施されるまでに2週間から1か月程度待たされます。

また開通工事費用も高く、少なくとも20,000円前後、
光回線の種類によっては30,000円以上かかることもあるんですね。

ただ、開通に時間とお金がかかるだけあって、通信品質は非常に高くなっています。

最大通信速度は1~2Gbpsで、実測値でも100Mbps以上出ますし、
場合によっては800Mbps900Mbps出ることもあります。

またauひかりなど一部の光回線事業者では、
最大5Gbps10Gbpsのサービスも開始しており、さらなる高速化が期待できます。

さらに基地局と自宅が光ケーブルで繋がるので、通信障害でも発生しない限りは、
通信が途切れる心配がほとんどありません。

モバイル回線は初期費用がかからないけど通信品質が若干劣る

モバイル回線は外出時に使うもので、自宅のインターネット回線として
使うものではないという認識を持っている人もまだまだ多いと思います。

確かにほんの数年前までは通信速度も安定性も光回線に大きく劣っており、
光回線の代わりにモバイル回線を使うことなんてできませんでした。

しかしこの数年でモバイル回線の高速化・安定化が進み、
現在では光回線の代わりとしてモバイル回線を利用することも可能となっています。

モバイル回線の代表格はスマホで使われている「LTE回線」ですが、
LTE回線は月間通信量に制限が設けられていることが多く、
光回線の代わりとしては使い勝手がよくありません。

自宅のインターネット回線として使うのであれば、LTE回線よりも
 ・WiMAX2+回線
 ・AXGP回線
がオススメです。

WiMAX2+回線はUQWiMAXを始めとしたWiMAXプロバイダ各社で、
AXGP回線はワイモバイルやSoftBankAirで利用することができます。

いずれも月間通信量は無制限なんですが、WiMAX2+回線とAXGP回線を
ワイモバイルで利用する場合は3日間で10GBの制限が設けられています。

SoftBankAirでAXGP回線を利用する場合は、
月間通信量・3日間の通信量ともに無制限です。

WiMAX2+回線の最大通信速度は最新機種で1Gbps以上となっており、
最大通信速度では光回線に引けを取りません。

ただ実測値となると100Mbpsを越えればかなり速い方で、
平均的には数十Mbpsといったところです。

また基地局と無線で通信することになるので、
光ケーブルを使う光回線に比べると安定性にも多少欠けるところがあります。

WiMAX2+回線やAXGP回線で使っている電波の周波数の関係で、
建物内では電波が弱くなる傾向があり、特に地下では繋がりにくくなりがちです。

WiMAXプロバイダやワイモバイル、SoftBankAirでは、
モバイル回線を利用するための端末が無料で手に入ることも少なくありません。

またネットでの申し込みでは開通に1~2日かかりますが、
家電量販店やキャリアショップでの申し込みでは即日開通も可能です。

料金が安いのはモバイル回線

通信品質が高かったり開通が手軽だったりは良いとして、
光回線とモバイル回線の料金も気になるところですよね。

通信品質が良くて料金が安いことに越したことはありませんが、
料金が安ければ多少通信品質が劣ったとしても目をつぶることもできます。

光回線の料金は、光回線の種類によっても違いますが、
 ・戸建て・・・5,000円前後
 ・集合住宅・・・4,000円前後
となっています。

対してモバイル回線の料金は、月間通信量無制限のプランで月4,300円ほどです。

ただWiMAXプロバイダは約20社あり、
その中には通信量無制限プランが月3,000円台で利用できるところもあります。

なので料金で比較すると、
光回線よりもモバイル回線の方が安く利用できる可能性が高いんですね。

多少料金が高くても安定した高速通信が良いなら光回線、通信品質はそれなりで
十分だけど料金は安い方が良いならモバイル回線といった選び方で良いと思います。

固定電話を使う方がインターネット利用がお得になることも

インターネット利用に固定電話は不要ですが、
インターネット回線の種類によっては固定電話も使った方がお得な場合もあるんです。

例えば大手携帯キャリアであるauの光回線サービス「auひかり」は、
auスマホとセットで使うことで「auスマートバリュー」というセット割が適用されます。

スマホで利用している料金プランによって月500~2,000円の割引が受けられ、
しかも家族が使っているauスマホ10台まで適用される仕組みとなっています。

ですから4人家族で全員がauスマホを使っていると、
月2,000~8,000円の割引が受けられることになります。

ただこのauスマートバリューの適用条件の1つに、「ひかり電話の利用」があります。

ひかり電話は光回線を利用した固定電話サービスですから、
固定電話を使わないとauスマートバリューが適用されないんですね。

家族でauスマホを使っている場合は、
auスマートバリューで受けられる割引額が小さくありません。

なのでauひかりは、固定電話無しでも利用できるものの、
固定電話も使った方がお得になる可能性が高いというわけです。

ちなみにauスマートバリューはauひかりだけでなく、
 ・ビッグローブ光
 ・So-net光
 ・@nifty光
 ・TCOM光
などの光コラボや
 ・コミュファ光
 ・eo光
 ・Pikara
 ・MEGA EGG
 ・BBIQ
といった電力会社系光回線とauスマホとのセットでも適用されます。

モバイル回線とスマホのセット割もある

スマホとのセット割が利用できるのは光回線だけと思っている人も多いかも
しれませんが、実はモバイル回線とスマホのセット割もあります。

先に紹介したWiMAXのモバイルルーターとauスマホをセットで使うと、
「auスマートバリューmine」というセット割が適用されます。

月500~1,000円の割引で、
auスマートバリューに比べると割引額が少し小さくなっています。

しかしひかり電話の利用が適用条件に含まれておらず、ひかり電話の
基本料金(月500円)が不要な分auスマートバリューよりお得と言えなくもありません。

ただauスマートバリューmineでは、WiMAX1回線につきauスマホ1台しか割引が
受けられないので、家族でauスマホを使っている場合はお得感が薄くなってしまいます。

ワイモバイルにはセット割はありませんが、SoftBankAirはソフトバンクスマホと
セットで使うことで「おうち割 光セット」というセット割が適用されます。

割引額こそauスマートバリューmineと同じ月500~1,000円ですが、
こちらはSoftBankAir1回線につきソフトバンクスマホ10台まで割引が受けられます。

固定電話を使っていないと人から信用されない!?

光回線やモバイル回線であれば、
インターネットを利用するのに固定電話は必要ありません。

しかしこれから社会人として生活していく上では、
固定電話を使っていた方が有利になることもあります。

古い価値観と切って捨てることもできますが、「固定電話を使っている人の方が
信用できる」という風潮が日本にはまだまだ根強く残っています。

そのためローンやクレジットカードの審査では、
固定電話を使っている方が有利になることもあるんですね。

固定電話は住所と紐づいているので、
 固定電話を使っている
      ↓
 しっかりとした生活拠点がある
      ↓
 簡単に返済を放棄して逃げ出さない
と判断されるんだとか。

またローンやクレジットカードの審査では申込書類の内容を元に点数付けが
行われており、電話番号も点数付けの対象になっています。

携帯電話番号も固定電話番号も両方あれば文句無しですが、
どちらか一方だけの場合は固定電話番号の方が点数が高くなるんだそうです。

審査項目は多岐にわたるので、
固定電話を使っていないということだけで適格不適格を判断されることはありません。

ただ固定電話を使っていることがプラスになる可能性があるなら、
インターネット利用には不要でも、固定電話を使った方が良いのではないでしょうか。

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