固定電話

電話回線がいらないインターネット回線なんてある?

投稿日:

「固定電話なんてほとんど使わないんだけど、インターネット回線を利用するには
固定電話もセットで利用せざるをえない」なんて考えていませんか?

確かに一昔前までは、固定電話を使っていないと自宅にインターネット回線を
開通させることができませんでした。

しかし現在では、
固定電話を使っていない家にもインターネット回線を開通させることは可能です。

では実際に固定電話無しでインターネット回線を利用するにはどうすれば良いのか、
固定電話がインターネット利用に与える影響などについて詳しく見ていきましょう。

インターネット利用とは関係なく、そもそも現代の住宅に固定電話が必要なのかどうかも
検証しますよ

インターネット利用に電話はいらない

インターネットが一般的に普及し始めた20年ほど前は、電話回線である
アナログ電話回線やISDN回線がインターネット回線を兼ねていました。

その後ADSL回線が主流となりますが、
こちらも電話回線を利用したインターネット回線となっています。

ですからADSLがインターネット回線の主流だった頃までは、
固定電話を使っていないことにはインターネットを使うことができなかったんですね。

しかし現在主流となっている光回線は、
電話回線とは別の光ケーブルを使ったインターネット回線です。

なので固定電話回線が通っていない物件でも、
光ケーブルさえ引き込んでしまえばインターネットが使えることになります。

また最近はモバイル回線も高速化・安定化が進み、ADSLからの乗り換え先として
光回線ではなくモバイル回線を選ぶ場合も増えてきています。

次世代の「5G」が利用できるようになると、モバイル回線のさらなる高速化・安定化が
進むので、いずれは光回線に取って代わる存在となりうるかもしれません。

光回線は開通工事が必要だが通信速度が速く安定性も高い

ADSLだと、物件に固定電話回線が敷設されていれば大掛かりな回線工事を
行わなくてもインターネットが使えるようになります。

しかし光回線では電話回線とは別に専用の光ケーブルが必要ですから、
開通には大掛かりな回線工事が必要です。

工事自体は30分から1時間程度なんですが、
申し込んでから工事が実施されるまでに2週間から1か月ほどかかります。

さらに工事費として、NTTのフレッツ光の場合は
 ・戸建て・・・18,000円
 ・集合住宅・・・15,000円
が発生します。

これでも安い方で、光回線によっては開通工事費が20,000円以上かかることも
珍しくありませんし、中には40,000円近くかかる場合もあります。

このように光回線の開通には手間もお金もかかるんですが、その見返りは大きく、
通信速度の速さと安定性ではモバイル回線の追随を許しません。

光回線の最大通信速度は1~2Gbpsで、auひかりなど一部の光回線事業者では
最大5Gbps10Gbpsのサービスも開始しています。

実測値でも常時100Mbps以上出ることも珍しくありませんし、SNSなどネットの口コミでは実測値で800Mbps900Mbps出たなんて声もあるんですね。

基地局と自宅が光ケーブルという有線で繋がっているので、
通信の安定性も非常に高くなっています。

回線で通信障害でも発生していない限りは、
通信が途切れるといったことはほぼありません。

ただこれだけ高品質ですから、光回線の利用料金はモバイル回線に比べると高く
 ・戸建て・・・5,000円前後
 ・集合住宅・・・4,000円前後
かかってしまいます。

モバイル回線は通信速度や安定性では劣るが・・・

モバイル回線と言うと、
主にスマホで使われている「LTE回線」を思い浮かべるかもしれません。

LTE回線はモバイル回線の中でも高品質なんですが、
月間に使えるデータ通信量に制限が設けられている場合がほとんどです。

自宅のインターネット回線でデータ通信量が制限されているのは使い勝手が
悪いですから、LTE回線を光回線代わりに使うのはあまり現実的ではありません。

現状光回線代わりとして使えるモバイル回線サービスとしては
 ・WiMAX
 ・ワイモバイル
 ・SoftBankAir
などが挙げられます。

WiMAXとワイモバイルは、3日間10GBというデータ通信量に制限が
設けられているものの、月間で使えるデータ通信量は無制限となっています。

SoftBankAirは、月間のデータ通信量が無制限なのはもちろん、
3日間のデータ通信量にも制限が設けられていません。

モバイル回線の開通には光回線のような大掛かりな回線工事はもちろん不要、
電話回線の有る無しも関係なく、端末さえ手に入れば使えます。

なので家電量販店やキャリアショップなどの店頭であれば、
申し込んだその日からモバイル回線が使えるんですね。

ただモバイル回線は手軽に開通できる反面、基地局とは無線で繋がるので、
通信速度や安定性の面で光回線に劣ってしまいます。

最大通信速度はWiMAXの最新機種で1Gbpsを超えているので、
最大通信速度だけで比較するなら、十分光回線と渡り合えます。

しかし実測値となると、モバイル回線は100Mbps前後出れば良い方で、
常時数十Mbps程度といったところです。

基地局と無線で繋がる分、通信の安定性も若干低く、
周辺の建物などの位置関係によっては電波を拾うことが難しくなることもあります。

また建物内では電波が弱くなる傾向も強く、
特に地下ではかなり繋がりにくくなってしまいます。

モバイル回線は光回線より手軽に開通できる上に料金も安い

ただモバイル回線は、
導入や利用にかかる費用が光回線よりも大幅に安くなっています。

光回線は開通に工事が必要で少なくとも20,000円近くの工事費がかかりますが、
モバイル回線では端末が無料で手に入れられることも珍しくありません。

利用料金も、データ通信量無制限プランで4,300円ほどとなっています。

WiMAXには約20社のプロバイダがあり、
その中には無制限プランが3,000円台で利用できるようになっているところもあります。

料金は二の次でとにかく通信品質が高い方が良いなら光回線、
通信品質はそこそこでも開通の手軽さと料金の安さを重視するならモバイル回線
といったところでしょうか。

インターネット回線と固定電話はセットで使わないと損?

インターネットの利用に固定電話はいらないんですが、
固定電話も使った方が金銭的にお得なる場合もあるんです。

最近は光回線とスマホのキャリアを揃えて、
セット割を利用するというのが当たり前となりつつあります。

例えば「ドコモ光とドコモスマホ」や「ソフトバンク光とソフトバンクスマホ」
といった具合です。

この光回線とスマホのセット割を利用するのに、
固定電話の利用が条件として付いている場合があります。

auのセット割である「auスマートバリュー」は、
au指定の光回線とauスマホにプラスしてひかり電話も使わないと適用されません。

auスマートバリューが適用されると
 ・auフラットプラン7プラス
 ・auデータMAXプラン
 ・auピタットプラン(2GB~20GB)
 ・auフラットプラン20
 ・auフラットプラン25 Netflixパック
 ・auフラットプラン30
で月1,000円、「新auピタットプラン(1~7GB)」か「auピタットプラン(s)(~2GB)」で
月500円のスマホ代割引が受けられます。

それ以外のプランでも
 ・データ定額1・・・934円(3年目以降は500円)
 ・データ定額2、3・・・934円
 ・データ定額5、20・・・1,410円(3年目以降は934円)
 ・LTEフラット・・・1,410円(3年目以降は934円)
 ・データ定額30・・・2,000円(3年目以降は934円)
の割引となります。

しかも家族が使っているauスマホであれば最大10台まで割引が受けられるので、
4人家族だと最大で月8,000円の割引が受けられることになるんですね。

ひかり電話の基本料金は月500円ですから、
 ・新auピタットプラン(1~7GB)
 ・auピタットプラン(s)(~2GB)
以外のプランを利用している場合は、
セット割が適用されるようにひかり電話も利用した方がお得ですよ。

auスマートバリューはauひかり以外でも適用される

ドコモのセット割は「ドコモ光とドコモスマホ」の組み合わせでしか適用されませんが、
auスマートバリューはauひかり以外の光回線でも適用されます。

例えば光コラボだと
 ・ビッグローブ光
 ・So-net光
 ・@nifty光
 ・TCOM光
など、さらに
 ・コミュファ光
 ・eo光
 ・Pikara
 ・MEGA EGG
 ・BBIQ
といった電力会社系光回線もauスマートバリューの対象です。

auひかりを含めて、これらいずれかの光回線でひかり電話を利用して
auスマホもセットで使うことで、先に紹介した金額の割引が受けられます。
(auひかり以外でも割引額が小さくなることはない)

モバイル回線でもauのセット割は適用される

auスマホとのセット割は、光回線だけではなくモバイル回線も対象となっています。

WiMAXのモバイルルーターやホームルーターとauスマホをセットで利用することで、
auスマートバリューmineが適用されます。

光回線が対象のauスマートバリューに比べると割引額が小さいんですが、
それでもスマホの料金プランによって月500~1,000円の割引が受けられます。

auスマートバリューではひかり電話の利用が必須でしたが、
auスマートバリューmineではひかり電話を利用する必要はありません。

その代わり、
WiMAX1回線につき割引が受けられるのはauスマホ1台のみとなっています。

4人5人と家族の人数が多い場合は、ひかり電話を使ってでも、
光回線とのセット割であるauスマートバリューを利用した方がお得です。

しかし1人もしくは2人ぐらいの少人数だと、ひかり電話が不要なWiMAXとの
セット割auスマートバリューmineの方がお得かもしれないですね。

インターネット利用とは別に固定電話は必要?

インターネット利用に固定電話はいらないですが、インターネットと関係無く、
これからの生活に固定電話は不要なのでしょうか?

固定電話に緊急性の高い電話がかかってくることはほとんどありませんから、
スマホや携帯電話だけでも十分だと思います。

特に一人暮らしや夫婦二人などの少人数世帯では、自宅を開けていて固定電話に
出られないことも多いのですから、わざわざ固定電話を開通させる必要はありません。

ただ緊急性の高い電話が固定電話にかかってくることが皆無というわけでもないので、
4人5人家族で常時誰かが自宅に居る状況なのであれば、
固定電話を使うのもアリかもしれません。

将来的なことを考えると固定電話はあった方が良い?

一人暮らしなどの少人数世帯でも、
将来的なことを考えると、固定電話を使っておいた方が良いかもしれないですね。

現状では1人1台以上スマホや携帯電話を持つのが当たり前となっていますが、
スマホなどよりも固定電話の方が信用度が高いという風潮が根強く残っています。

なので車や住宅を購入する際のローン審査で、
固定電話を使っていないことがマイナスと判断されないとも言えないんですね。

単純に固定電話を使っていないことで信用度が低いと判断されるとともに、
「固定電話を使う金銭的余裕も無い」と見られてしまう恐れがあります。

さすがに固定電話を使っていないだけでローン審査に落ちることは無いですが、
マイナスになるのであれば固定電話を使った方が良いですね。

-固定電話

Copyright© 店舗開業で失敗しないために。 , 2019 All Rights Reserved.