店舗のネット回線

店舗に固定電話を開設するなら「ひかり電話」

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飲食店などを開業するに当たって、
店舗の固定電話をどうしようかと悩むこともあるんじゃないでしょうか。

どの固定電話サービスを選ぶのかはもちろん、
そもそも店舗に固定電話を開設する必要があるのかといったこともあります。

確かに個人的にはスマホ全盛で、
自宅に固定電話を開設していないことも少なくないかもしれません。

しかし飲食店などの店舗ではまだまだ固定電話が必要になる場面も多いので、
開設しておいた方が良いと思います。

そこで店舗に固定電話を開設するメリットを見ていくとともに、
店舗で使うのにオススメの固定電話なども紹介しますよ。

店舗に固定電話を開設するメリット

店舗に固定電話を開設するメリットとして、
まず挙げられるのは「FAXが使える」ということです。

今の若い人は生まれた時からインターネットが使える環境にあり、
FAXなんて使ったことがないこともあるかもしれません。

多少の脚色があると思いますが、「新入社員がFAXの使い方を知らない」といった
ネットの記事を実際に見かけたことがあります。

年代問わず、プライベートでFAXが必要になることは現状ではほとんどありませんし、
自宅にFAXが無い方が多いぐらいなんじゃないでしょうか。

しかし店舗、特に飲食店ではFAXはお店を営業していく上で必要不可欠なものです。

飲食店では食材や飲み物を業者に発注しますが、
この発注業務でFAXが使われることが現在でも多いんです。

大規模な卸業者になると、メールを使ったり、
独自にシステムを構築してネットで発注ができるようになっていることもあります。

しかしそういったネットシステムにお金をかける余裕の無い中小業者は、
FAXでしか発注を受け付けていないこともあるんですね。

食材や飲み物を発注しないことには営業ができませんから、特に飲食店の店舗では
FAXを使うためにも固定電話を開設しておかないといけないというわけです。

固定電話があるとお客さんや取引先の信用を得やすい

固定電話があるだけで、そのお店の信用度がグッと上がります。

自分が客として飲食店を選ぶ時のことを考えると分かりますが、
連絡先が固定電話番号のお店と携帯電話番号のお店では何となく固定電話番号の
お店の方が信用できるような気がしますよね。

問い合わせや予約をするのに、
その連絡先が携帯電話番号だと単純に電話をかけにくいということもあります。

特に一定の年齢層以上になると、
固定電話がある方が信用度が高くなるという傾向が強くなります。

食材などの仕入れを行う卸業者の責任ある立場の人は40代以上であることも
多いですから、固定電話を開設せずに携帯電話だけだと信用されにくい恐れが
あるんですね。

極端な話、固定電話番号が無いと取引してもらえないことも無いとは言えません。

反対に、固定電話があるだけである程度信用を得ることができるとも言えるので、
飲食店などの店舗を開業する際には固定電話を開設した方が良いんですね。

固定電話は災害時でも使える?

一般的に固定電話と言えば「NTTのアナログ電話」ですが、
アナログ電話は災害に強いとされています。

光回線を利用したひかり電話は、電話機にコンセントから給電する必要があるので、
停電時には使えません。

スマホや携帯電話もバッテリーの充電が残っていれば停電時でも使えますが、
バッテリーが切れると停電時は充電できないので使えなくなります。

しかしアナログ電話は電話線から給電されているので、
停電時でも電話をかけたり受けたりすることができるんですね。

固定電話にはどんな種類がある?

一口に固定電話と言っても
 ・アナログ電話
 ・直収電話
 ・ひかり電話
などの種類があります。

「アナログ電話」はアナログ信号を使った音声通話のことで、
一昔前までは固定電話と言えばこのアナログ電話のことを指しました。

2025年頃までに廃止されるという話もありますが、
現在でも自宅の固定電話としてアナログ電話を使っている場合も多いと思います。

飲食店などの店舗に開設する固定電話としては一番オーソドックスなものの、
費用が高いというデメリットがあります。

まず開設の段階で施設設置負担金として36,000円を払わないといけません。

施設設置負担金無しで開設できる「ライトプラン」もありますが、ライトプランだと
施設設置負担金を払う場合より基本料金が月200円ほど割高になります。

店舗で使う業務用のアナログ電話だと基本料金は
 ・施設設置負担金あり・・・月2,500円
 ・ライトプラン・・・月2,650~2,750円
となっています。

これに別途通話料もかかりますから、施設設置負担金の有る無しに関わらず
アナログ電話だと毎月の電話代が3,000円以上かかってしまいます。

直収電話はアナログ電話よりちょっと安い

次の「直収電話」ですが、
これはNTT以外が提供しているアナログ電話サービスのことです。
(ISDNも含む)

以前は「KDDI」などいくつかの通信会社が直収電話のサービスを行っていたものの、
現在はソフトバンクの「おとくライン」だけとなっています。

直収電話は施設設置負担金無しで開設でき、
基本料金も通話料もNTTのアナログ電話より安いんです。

おとくラインの基本料金は月2,350円で、
NTTのアナログ電話に比べると月150~400円ほど安く使うことができます。

通話料も、NTTのアナログ電話は
 ・市内・・・8.5円(3分)
 ・県内市外・・・20~40円(3分)
 ・県外・・・20~80円(3分)
 ・携帯電話・・・70~120円(1分)
なのに対して、おとくラインは固定電話宛は全国一律3分7.9円で、携帯電話宛は
 ・ソフトバンク・・・0円
 ・ドコモ、au・・・48円(1分)
となります。
(県内市外と県外は発信元との距離によって料金が変わる)

ただし直収電話にはデメリットもあり、建物に開通している電話回線によっては
直収電話が利用できないことがあります。

また
 ・ドアホン
 ・警備会社への自動緊急通報
 ・LPガスの集中監視システム
など電話回線を利用する一部のサービスが利用できなくなることもあるですね。

警備会社への緊急通報やLPガスの集中監視システムは、
それぞれの業者に相談することで電話回線を利用しない形で使えたりもするので、
これらのデメリットはあまり気にしなくても良いかもしれません。

ちなみに直収電話では「110」「119」といった緊急通報ができないと言われますが、
おとくラインでは緊急通報も可能です。

なのでNTTのアナログ電話を使うのであれば、ソフトバンクのおとくラインにした方が
固定電話にかかる費用が抑えられて良いんじゃないでしょうか。

店舗の固定電話としては「ひかり電話」がオススメ

続いて「ひかり電話」ですが、これは光回線を利用した音声通話サービスです。

NTTのフレッツ光はもちろん、
 ・光コラボレーション
 ・auひかり
 ・NURO光
 ・電力会社系光回線
でもひかり電話を利用することが可能です。

最大のメリットは何といっても「費用の安さ」です。

ひかり電話は光回線のオプションですから、光回線と同時に申し込むことで
施設設置負担金など開通にかかる費用は0円になります。

基本料金も月500円で、アナログ電話や直収電話の5分の1ほどなんですね。

通話料は固定電話宛なら全国一律で3分8円、
携帯電話宛も1分16~17.5円ですからアナログ電話よりかなり安くなっています。
(金額はフレッツ光のひかり電話のもの)

さらにフレッツ光のひかり電話だと、月200円プラスでFAX用として2回線を追加でき、
もう100円プラスすると2つ目の電話番号を使うこともできます。

アナログ電話や直収電話だと2回線目を追加すると単純に料金も2倍になるので、
FAXが必須の店舗ではひかり電話を利用した方がかなりお得ですね。

固定電話だけお店に開設して、
インターネット回線は使わないなんてことはほとんど無いと思います。

それなら、飲食店などは開業後しばらく収支が厳しい状態が続くこともあるので、
光回線とセットで少しでも費用が抑えられるひかり電話がオススメというわけです。

フレッツ光の「ひかり電話A」なら欲しい機能が安く使える

飲食店などの店舗で固定電話を使う場合に、電話をかけてきた相手の番号が
分かる「ナンバーディスプレイ」の機能が欲しいですよね。

予約の電話がかかってきた際に、連絡先を聞くのを忘れたとしても
ナンバーディスプレイがあれば相手の電話番号を確認することができます。

他にも、通話中でも予約や問い合わせの電話が受けられるように「キャッチホン」、
お店に誰もいない時にかかってきた電話も取れるように「転送サービス」も
欲しいところです。

また従業員の少ない個人契約の店舗だと、
営業や勧誘などの迷惑電話に対応する時間すらもったいなかったりします。

そこで非通知の電話には自動音声で対応してくれるサービスや、
特定の番号からの電話を受けないようにできるサービスなんかもあると便利です。

アナログ電話や直収電話でこれらの機能を全て使おうと思ったら、
オプション料金だけで月2,000円を軽く超えてしまいます。

しかしフレッツ光の「ひかり電話A」だと、ひかり電話の基本的な機能に
 ・ナンバーディスプレイ
 ・キャッチホン
 ・ボイスワープ(転送サービス)
 ・ナンバーリクエスト(非通知電話に自動対応)
 ・迷惑電話お断りサービス
 ・着信お知らせメール
 ・480円分の無料通話
のオプションが全部付いて月1,500円で利用できます。

転送電話というサービスもある

固定電話回線は開設せずに固定電話の電話番号だけ取得して、
かかってきた電話は全て指定の電話に転送される「転送電話」というものもあります。

転送先をスマホにしておくことで、
店舗の固定電話番号にかかってきた電話は全てスマホで受けることができます。

またスマホから電話をかける際に、相手に固定電話番号を通知することも可能です。

固定電話番号の取得が3,000円ほど、毎月の基本料金が1,000円ほどで、通
話料はひかり電話よりちょっと高いだけです。

ただ転送電話は、こちらから電話をかける場合はもちろん、
相手から電話がかかってきた場合でも通話料が発生します。

飲食店などの店舗ではこちらから電話をかけるよりもかかってくる方が多いですから、転送電話だと基本料金が安くて通話料が嵩む恐れがあります。

ナンバーディスプレイや着信拒否機能はスマホに標準装備されているので、
別途オプション料金がかからないとは言うものの、
店舗の固定電話としては転送電話はあまりオススメできないですね。

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