店舗のネット回線

インターネット回線も電話も「ひかり」がお得

投稿日:

総務省の平成30年版情報通信白書によると、
個人のインターネット利用率は「80.9%」となっています。

これは小学校低学年や80歳を越えるお年寄りも含めての数字であり、
経済活動の中心となる20代・30代・40代・50代ではインターネット利用率は
軽く90%を超えています。

このように今やインターネットは生活に無くてはならないものとなりつつありますが、
飲食店などを開業する際も例外ではありません。

食材など必要なものを発注するのにもインターネットを使うことがありますし、厨房と
ホールとレジをWiFiで繋いでスムーズな接客ができるようになっていたりもします。

また飲食店や美容室などお客さんの滞在時間が比較的長くなりやすいお店では、
お客さんがWiFiを使えるようにしておくことも重要です。

しかし通信関連に疎くて、「お店でインターネットを使えるようにするには
電話回線が必要」と勘違いしている場合も多いんじゃないでしょうか。

確かに電話回線もインターネット回線の1つですが、
現在では電話回線ではないインターネット回線が主流となっています。

そこで電話回線とインターネット回線の違いと、飲食店などのお店で使うのに
オススメのインターネット回線について詳しく見ていきたいと思います。

電話回線を使ったインターネットは今も健在?

一口にインターネット回線と言っても
 ・アナログ電話回線
 ・ISDN
 ・ADSL
 ・ケーブルテレビ
 ・光回線
 ・モバイル回線
などの種類があります。

この中で
 ・アナログ電話回線
 ・ISDN
 ・ADSL
の3つは電話回線を使ったインターネットとなります。

「アナログ電話回線」は家庭用のいわゆる固定電話回線であり、
40代以上だと自宅でインターネットを使い始めた当初はこのアナログ電話回線だった
ということも少なくないんじゃないでしょうか。

アナログ電話回線は元々通信用でないので通信速度が50Kbps程度と超低速で、
しかも定額制ではなく従量課金でした。

50Kbpsだとテキストのみのサイトですら表示するのに時間がかかりますし、
従量課金ですから1日1時間でも毎日使うと電話代がとんでもない金額になって
しまったんですね。

しかも電話をかけているとインターネットが使えず、
反対にインターネットを使っていると電話がかけられないという欠点もありました。

通話用と通信用の両方で使うことを目的として登場したのが「ISDN」です。

アナログ電話回線と同じ銅線を使うものの、デジタル信号を使って通信することで
アナログ電話回線の2倍以上の通信速度が出るようになりました。

2倍以上といって120Kbps程度で、通信制限を受けたスマホと同じぐらいの
通信速度ですから現在だと超低速ということになるでしょうか。

それでも通信料金は定額制となり、回線を2つに分けることができたので電話と
インターネットが同時に使えるようになったんです。

そのISDNに代わってインターネット専用回線として登場したのが「ADSL」で、
これは現在でも利用している人が居ると思います。

ADSLはアナログ電話回線を使うんですが、通話では使わない周波数帯を
利用することで電話とインターネットの両立そして通信速度アップを実現しています。

こちらもISDN同様料金は定額制で、
ADSLぐらいからインターネットの常時接続というのが一般的になり始めました。

ADSLの通信速度は最大で50Mbps程度ですから、
インターネットで動画を見ることもできます。

しかし基地局からの距離によって通信速度が変わるなど不安定な部分もあり、
お店に導入するインターネット回線としてはあまり適していないと思います。

それ以前にADSLの回線事業者であるNTTもYahoo!BBもすでに新規申込を
締め切っているので、これから新たにADSLを利用することはできません。
(光回線未開通地域は別)

現在の主流は光回線

ADSLに比べると一般的とは言い難いですが、
ケーブルテレビのインターネットが使われ始めたのも同じぐらいの時期ですね。

現在でも「J:COM」やローカルケーブルテレビ局によって、
ケーブルテレビ回線を使ったインターネットサービスが行われています。

ケーブルテレビ回線ですから電話の利用に影響はありませんし、元々映像を
受信するための回線だけに通信速度もADSLよりはるかに速くなっています。
(最大300Mbps程度)

ただケーブルテレビのインターネットは、基本的にケーブルテレビの契約と
セットですから、インターネット回線としては料金が割高です。

また個人で利用するならともかく、店舗や事務所で利用する場合には従業員の
休憩所にTVを設置するなどでもしない限りはケーブルテレビは必要ありません。

なので店舗や事務所で利用するインターネット回線としては、
ケーブルテレビのインターネットはあまり向かないですね。

ADSLの完全な後継回線として登場したのが「光回線」です。

電話回線とは全く別物の光ケーブルを使ったインターネットで、
別途開通工事が必要なものの現在では最大1~2Gbpsの通信速度が出ます。
(auひかりでは一部エリアで最大5Gbps~10Gbpsのサービスも)

光回線は、電話の利用に影響を与えないのはもちろん、
料金も定額制でインターネットの常時接続が当たり前となっています。

現在はこの光回線が主流であり、
店舗や事務所などを開業する際には光回線を開通させるのが一般的です。

光回線の次に主力となると考えられているのが「モバイル回線」です。

携帯電話やスマホで使われる「4GLTE」、WiMAXの「WiMAX2+」、
ソフトバンクやワイモバイルの「AXGP」などがこれに当たります。

現在は通信速度・安定性などの面で光回線に及ばないものの、
次世代の「5G」の実用化が間近とも言われています。

5Gは通信速度・安定性で光回線を凌ぐとも言われており、これが実用化されると
光回線に代わってモバイル回線がインターネットの主流となるかもしれません。

ただ現状の4Gでは通信速度・安定性が光回線に劣るので、
移動販売車など光回線が利用できない場合の除いて、
店舗や事務所で使うインターネット回線としては力不足ですね。

店舗や事務所のインターネット回線には「フレッツ光」がオススメ

店舗や事務所で使うインターネット回線は、現状では光回線がベターです。

しかし光回線といっても
 ・フレッツ光
 ・光コラボレーション
 ・auひかり
 ・NURO光
 ・電力会社系光回線
などの種類があります。

さらに「光コラボレーション」は「ドコモ光」や「ソフトバンク光」など数百社あり、
電力会社系光回線も「コミュファ光」や「eo光」など数社が存在します。

これらの中から1つ店舗や事務所で使う光回線を選ぶとしたら、「フレッツ光」でしょうね。

個人で利用するなら気に入ったものを選べば良いですが、
店舗や事務所などで業務用として使うならフレッツ光一択だと思います。

フレッツ光は現在、個人向けのサービスよりも法人向けのサービスを重視しています。

東西NTTの公式サイトを見ると分かりますが、
フレッツ光の法人向けサービス専用のページが設けられています。

さらに「SOHO・小規模」「中規模」「大規模」と、
事業者の規模に応じた光回線サービスを提供しているんですね。

フレッツ光以外の光回線で、
ここまで法人向けサービスに力を入れているところはありません。

また通常光回線を法人契約するには法人としての「登記簿」が必要だったりするんですが、フレッツ光ではSOHO・小規模事業者に関しては「開廃業届」だけで法人契約ができます。

自宅をオフィス代わりに使うSOHOや個人で経営する店舗・事務所を開業するのに、
わざわざ法人として登記なんてしないですよね。

フレッツ光では、こうした法人登記していないSOHOや個人事業主も
「みなし法人」として法人契約することができるんですね。

フレッツ光は地域を気にせず使える

フレッツ光の強みとしては、NTTのサービスですから建物の近くに
NTTの電信柱さえあれば開通できるということです。

「auひかり」は中部・関西、「NURO光」は関東・東海・関西以外の地域では
利用することができません。

電力会社系光回線は電力会社の電柱が近くあれば使えますが、
親会社である電力会社の管内に限られます。

また光回線サービスを行っているのは
 ・中部電力(コミュファ光)
 ・関西電力(eo光)
 ・中国電力(MEGA EGG)
 ・四国電力(ピカラ)
 ・九州電力(BBIQ)
と西日本の電力会社のみで、東日本では電力会社系光回線が利用できません。

なので店舗や事務所を開業する地域によっては、フレッツ光かフレッツ光回線を使う
光コラボレーションしか選択肢が無いこともあるんですね。

フレッツ光はひかり電話もお得

かつては電話回線でインターネットを使っていましたが、
現在ではインターネット回線で電話を使うことができるようになっています。

「ひかり電話」というサービスで、光回線のオプションとして使うことができます。

店舗や事務所の開業に伴ってアナログ電話を開通させると、
開通工事費として2,000~10,000円程度、さらに電話加入権を取得するので
あれば36,000円の施設設置負担金も払うことになります。

施設設置負担金なしでアナログ電話を開通することはできますが、
施設設置負担金を払う場合よりも基本料金が若干割高になります。
(月200円程度)

その上、業務用だと毎月の基本料金だけで2,500円ほどかかりますし、
FAXなどで2回線目を使おうものなら料金も2倍になってしまいます。

それがひかり電話だと、光回線と同時に申し込むことで初期費用無しで開通でき、
基本料金も月500円で済みます。

フレッツ光はひかり電話も法人向けサービスが充実

フレッツ光は、光回線だけでなくひかり電話も法人向けサービスを重視しています。

個人としては需要がほとんど無くなっていますが、
店舗や事務所ではFAXが必要になる場面もまだまだ少なくありません。

自宅でFAXを使う場合は電話とFAXで回線を分けなくても良いですが、
店舗や事務所だと電話とFAXで回線を分けておきたいところです。

アナログ電話回線だと電話とFAXで2回線使うと料金も2倍になりますが、
ひかり電話だと月500円の基本料金に200円プラスすると2回線目を使うことが
できます。

さらに、電話とFAXで回線を分けるなら電話番号も分けたいですよね。

フレッツ光では月100円プラスすることで2つ目の電話番号を使うことができるので、
ひかり電話で2回線・2つの電話番号を使うのに何と月800円しかかからないんです。

アナログ電話だと月5,000円以上必要なサービスが、
ひかり電話だと月800円で使えるんですから安いですよね。

ひかり電話のサービス自体はフレッツ光以外の光回線でも利用できますし、
フレッツ光と同じぐらいの追加料金で2回線目が使える場合もあります。

ただひかり電話で2つ目の電話番号が使えるサービスは、
フレッツ光以外の光回線では行われていません。

なので店舗や事務所で、電話とFAXで電話番号を分けたいのであればフレッツ光を
使うのが一番お得なんですね。

-店舗のネット回線

Copyright© 店舗開業で失敗しないために。 , 2019 All Rights Reserved.