店舗のネット回線

美容室の電話回線はフレッツ光のひかり電話が良い?

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「独立して自分のお店を持つ」、美容師に限らず手に職を持つ者としては
まず最初に目指す大きな目標の1つですよね。

しかし実際に自分のお店を持つとなった場合には、
「一国一城の主」となる喜びや不安を感じる間も無いほどにバタバタします。

物件の契約から必要な機材の調達、店舗スタッフの募集など
やらないといけないことが山積みです。

そんな中、美容室の開業には必要不可欠にも関わらず忘れられがちなのが
 ・電話回線
 ・インターネット回線
の手配です。

そこで美容室に電話回線やインターネット回線を開通させるにはどうすれば良いのか?
どこの回線を選べば良いのか?などを詳しく見ていきましょう。

電話回線やインターネット回線はすぐに開通できない

過去に自宅などで開通させたことがある場合は分かると思いますが、
電話回線やインターネット回線って申し込んですぐに開通できるものじゃないんですね。

電話回線は現状でもNTTのアナログ電話回線が一般的ですが、
新規でアナログ電話回線を開通させる場合には少なくとも1週間ぐらいはかかります。

一から工事が必要なのかどうかなどの物件の状況や申し込む時期によっては、
もっと日数がかかる恐れも十分にあります。

インターネット回線はさらに日数を要し、比較的早く開通できるフレッツ光でも
2週間から1か月は開通まで見ておかないといけません。

フレッツ光以外の光回線となると、開通までに少なくとも1か月以上かかってしまいます。

こちらも電話回線同様、物件の状況や申し込み時期によっては
開通まで2か月3か月かかることもあるんですね。

ですから店舗となる物件に電話やインターネットの回線が開通していない場合には、
できるだけ早く申し込んでおかないといけないんですね。

物件によってはすでに電話やインターネットの回線が開通していて、
あとはその回線を使えるようにするだけということもあります。

この場合は特に急ぐ必要はありませんが、それでもオープン日には
確実に使える状態にしておくには早めに申し込んでおいた方が良いと思いますよ。

そもそも美容室に固定電話なんて必要?

最近は美容室の予約もネットでできるようになっており、インターネット回線は必要でも、
固定電話は不要と考えている場合もあるかもしれません。

個人レベルだと確かに固定電話は不要になりつつありますが、
美容室などのお店となるとまだまだ固定電話は必要です。

美容室を新規オープンする場合、まずはオープンしたことを知ってもらうために
広告チラシを作ってポスティングをすることになります。

チラシに掲載されている情報は限られているので、チラシを見て興味を持った人は
チラシに書かれていない情報を電話で確認しようとします。

ところがチラシにお店の電話番号が書かれていないと連絡しようがなく、
お店に対する興味も失ってしまうんです。

また一定以上の年齢層の人は、
美容室などの予約は「ネットより電話で」と考えている人も少なくありません。

年配の方だと、ネットの使い方が分からないので電話でしか予約できないなんてことも
十分にありえます。

どの年齢層をターゲットにしているかにもよりますが、ターゲットに中高年層が
含まれているのであればお店に固定電話はある方が良いですよ。

「固定電話が無くてもスマホで十分」と考えている場合もあるかもしれませんが、
固定電話に比べてスマホって電話がかけにくいんですよね。

固定電話とインターネットは同時に申し込むべし?

固定電話は固定電話、インターネットはインターネットと別々に申し込むよりも、
固定電話とインターネットを同時に申し込んだ方がお得です。

電話回線を単独で申し込む場合、
一般的にはNTTのアナログ電話回線を使うことになります。

アナログ電話回線の開通には2,000~10,000円ほどの工事費がかかり、
毎月の利用料金も基本料金だけで2,500円ほど払うことになります。

さらに電話加入権を取得するのであれば、
36,000円の施設設置負担金も払わないといけないんですね。
(電話加入権無しだと基本料金が少し割高に)

これにインターネット回線の開通費と利用料金が加わるわけですから、電話回線と
インターネット回線の開通費用だけで50,000円60,000円となってしまいます。

電話とインターネット合わせて毎月の利用料金も合計10,000円近くになりますし、
これでは美容室の開業や経営にかかる経費を抑えたくても抑えられません。

光回線と一緒に申し込んでもひかり電話の導入費用が数千円程度かかりますが、
毎月の料金は何と500円で済みます。

アナログ電話の基本料金が2,500円ほどですから、
ひかり電話にすることで月2,000円も安くなるんです。

通話料もアナログ電話よりひかり電話の方が安いですから、
固定電話をひかり電話にして光回線と同時に申し込む方がお得というわけなんですね。

個人経営のお店にオススメのインターネット回線は「フレッツ光」

電話回線とインターネット回線を同時申し込めと言われても、
どのインターネット回線事業者を選べば良いのかよく分からないですよね。

一口に光回線と言っても
 ・フレッツ光
 ・光コラボレーション
 ・auひかり
 ・NURO光
 ・電力会社系光回線
があります。

さらに光コラボレーションだけでも「ドコモ光」や「ソフトバンク光」など数百社ありますし、
電力会社系光回線も「コミュファ光」「eo光」など数社あります。

個人で利用する場合は
 ・開通の早さ・・・フレッツ光
 ・料金の安さ・・・光コラボレーション
 ・通信速度・・・NURO光
といったように、何を重視するかで光回線を選ぶこともできます。

しかし美容室に開通させる光回線は、
個人的な意見ではありますが「フレッツ光」一択だと思います。

フレッツ光以外の光回線事業者はどちらかと言うと個人向けを重視しており、
法人や個人事業主向けのサービスがあまり充実していません。

それに対してフレッツ光は、個人向けサービスは光コラボレーションに譲り、
どちらかと言うと法人や個人事業主向けのサービスを重視しています。

通常光回線を法人契約する場合には法人としての「登記簿」が必要だったり
するんですが、個人経営の美容院だと会社として登記なんてしないですよね。

フレッツ光は個人事業主としての「開廃業届」があれば法人契約することができるので、
個人経営の美容院でも簡単に法人契約することができるようになっているんです。

フレッツ光以外は使いたくても使えないこともある?

フレッツ光以外の光回線は対応エリアの問題があり、
美容室を出店する地域によっては使いたくても使えないことがあります。

例えば「auひかり」は、関東を中心に東日本ではほぼ全域で使えますが、
中部と関西では利用することができません。

NURO光が使えるのは関東・東海・関西だけ、
電力会社系光回線は当然親会社である電力会社の管内のみでの利用となります。

また全国の電力会社が光回線サービスを行っているわけではなく、
現状では中部から西の電力会社にしか光回線サービスがありません。

それに対してフレッツ光はほぼ日本全国で使えるので、
美容室を出店する地域によってはフレッツ光かフレッツ光回線を使う
光コラボレーションしか選択肢が無いということになるんですね。

フレッツ光はプロバイダが選べる

光コラボレーションはフレッツ光回線を使ったサービスですが、
それでいてフレッツ光よりも安い料金で利用することができます。

同じフレッツ光回線を使うのであれば、
安い料金で使える光コラボレーションの方が良いと思いますよね。

個人で使うならもちろん光コラボレーションでも良いんですが、
美容室などお店で使う場合には少々料金が高くてもフレッツ光の方がオススメです。

フレッツ光はプロバイダ別契約でプロバイダが自由に選べるのに対して、
光コラボレーションはプロバイダ一体型であり、
 ・ソフトバンク光・・・Yahoo!BB
 ・ビッグローブ光・・・BIGLOBE
 ・So-net光・・・So-net
といったように利用できるプロバイダが決まっている場合がほとんどです。

光回線の通信速度や安定性といった通信の質は、
回線事業者とともにプロバイダによるところも大きくなっています。

なので同じ回線を使っていてもプロバイダが違うと、
通信速度や安定性が全然違うなんてこともあるわけです。

プロバイダが自由に選べるフレッツ光では、
通信品質に不満がある場合はプロバイダを乗り換えるだけで改善が期待できます。

ところがプロバイダの選択肢が無い光コラボレーションだと、
通信品質に不満がある場合には回線ごと乗り換えないといけないんですね。

2019年7月からは光コラボレーション同士の乗り換えが「事業者変更」で手軽に
なるとは言うものの、プロバイダのみの乗り換えに比べると手間もお金もかかります。

美容室のようなお客さんの滞在時間が長くなりがちなお店では、
お客さん用にWiFi環境を整えることも重要です。

美容室でWiFiが使えることはプラスですが、通信速度が遅い・繋がりにくいなど
WiFiの使い勝手が悪いとかえってお店の評判を落とすことになりかねません。

なので通信品質が良くない場合に、
プロバイダの乗り換えだけで改善が見込めるフレッツ光がオススメというわけです。

インターネット回線を法人契約するメリットは?

フレッツ光は個人事業主でも法人契約できると先に書きましたが、
インターネット回線を法人契約するメリットは何なのでしょうか?

インターネット回線を法人契約する主なメリットは
 ・固定IPアドレスが標準で使える
 ・法人名義で領収書が発行される
の2点です。

個人契約のインターネット回線では、通信を切断して再度接続すると切断する前と後で
IPアドレスが変わる「動的IPアドレス」が使われています。

IPアドレスは文字通りインターネット上の住所のようなもので、情報を受信することが
主な目的の個人利用では動的IPアドレスでも全く問題ありません。

ところが法人としてインターネット回線を利用する場合、
自社でサーバーを立ててホームページを公開して情報を発信したり、
本社と支社など離れた複数地点間でネットワークを構築するといったことがあります。

切断・接続のたびにIPアドレスが変わるようだと、「自社でサーバーを立てる」
「複数地点間でネットワークを構築する」といったことはできません。

なのでインターネット回線を法人契約する場合には、
固定IPアドレスが標準で使えるようになっているんですね。

また個人契約だと基本的にインターネット回線の料金支払に対して領収書は
発行されませんが、法人契約だと法人名あるいは屋号で領収書を発行してもらえます。

個人事業主の場合、個人宛の領収書でもお店の経費として計上することはできるんですが、業務に使用したことを証明しないといけないので面倒なんですよね。

なので個人事業主でも法人契約ができてお店の屋号で領収書が発行されると、
会計処理が多少ラクになります。

個人経営の美容室なら法人契約の必要なし?

個人で経営する美容室の場合は、
インターネット回線をわざわざ法人契約にするメリットはあまり無いかもしれません。

まず個人経営の美容室で、固定IPアドレスが必要になるケースはほとんどありません。

最初から2号店3号店の出店を計画しているならともかく、
そうでないなら複数地点間でネットワークを構築する必要なんてないですよね。

またお店のホームページを作ることはありますが、
別に自社でサーバーを立てなくてもレンタルサーバーを利用すれば良いだけです。

次に領収書の問題ですが、個人契約でも申し込みの時点で「お店で使うので
領収書が欲しい」と伝えておけば屋号で領収書を発行してもらうこともできます。

また先にも書いたように、お店で使っていることさえ証明できれば
個人宛の領収書でも経費として計上することは可能です。

なので個人経営の美容室では、
何が何でもインターネット回線は法人契約しないといけないってこともないんですね。

個人経営のお店を対象としたインターネット回線の代理店もありますから、
個人契約にするか法人契約にするかも含めて、お店のインターネット回線や
電話回線について代理店に相談するのも良いんじゃないでしょうか。

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