飲食店のネット回線

飲食店でお客さんにFreeWiFiを使ってもらうには?

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飲食店を経営する上でもっとも重要なのは、
「お客さんに美味しい料理を提供する」ことです。

いくら店内が清潔感で溢れていようとホールスタッフが美男美女揃いだろうと、
料理が美味しくない飲食店は長続きしません。

ただ確かに以前は美味しい料理を出していればお客さんが来てくれたんですが、
最近はもう1つの要素が加わらないとなかなかお客さんが来店してくれないんです。

そのもう1つの要素が「Free WiFi」、すなわち無料で使えるネット環境です。

グルメサイトではWiFiが使えるか否かが絞り込み条件に入っていたりしますし、
これからは飲食店もFree WiFiの有無が興亡を決める大きな要素となります。

そこで飲食店にFree WiFiを導入する際のポイントやどういったFree WiFiサービスが
あるのかを紹介しましょう。

飲食店に導入するFree WiFiを選ぶ際のポイント

お客さんがFree WiFiのある飲食店を求めているからと言って、
何でも良いからFree WiFiを導入すれば良いというわけではありません。

飲食店などに導入するFree WiFiを選ぶ際は
 ・初期費用
 ・月額料金
 ・通信速度
 ・同時接続数
 ・セキュリティ
 ・使いやすさ
といったポイントを抑えておく必要があります。

まず「初期費用」ですが、お店にFree WiFiを導入するには専用の機器を設置したり、
場合によっては回線工事が必要だったりします。

無料で導入できるところもあるものの、初期費用として20,000~30,000円ぐらいは
かかることも少なくありませんし、高い場合には50,000円ぐらいかかることもあります。

次に「月額料金」ですが、これはFree WiFiを使うのにお客さんが払う料金ではなく、
Free WiFiを設置していることに対してお店が払う料金のことです。

月2,000~3,000円ぐらいのところが多くなっていますが、安いところだと月500円、
高いと月5,000円ぐらいかかります。

先の初期費用との兼ね合いで、初期費用が安いと月額料金が高い、
反対に初期費用が高いと月額料金が安いといったこともあります。

また後述する
 ・通信速度
 ・同時接続数
 ・セキュリティ
との兼ね合いでも月額料金が高くなったり安くなったりします。

飲食店のFree WiFiはお客さんの使い勝手も重要

飲食店に設置されるFree WiFiを実際に使うのはお客さんですから、
お客さんの使い勝手も考えないといけません。

Free WiFiに限らず、
インターネット回線の使い勝手を左右する大きな要素が「通信速度」です。

最大通信速度を300Mbpsと少し遅めに設定しているところが多いものの、最大1~1.3Gbpsで利用できるところもあります。

同じ店舗内で複数の人が同時にWiFiを利用すると通信速度が落ちることもあるので、
最大通信速度が速めに設定されている方が良いかもしれませんね。

続いて「同時接続数」ですが、これはWiFiに同時に接続できる機器数のことです。

家庭用のWiFiルーターだと10~15台といったところですが、
これだとお店で使うには少なすぎます。

また同時接続数の上限ギリギリまで機器を接続すると、
通信速度が極端に遅くなったり繋がりにくくなったりします。

Free WiFiが使えても繋がりにくかったり通信速度が遅かったりすると、
かえってお店の評判を落としかねません。

なので多少料金が高くなったとしても、
できるだけ多くの機器が同時に接続できるWiFiサービスを選んだ方が良いですよ。

それからお店でWiFiを利用するお客さんのことを考えると、
「セキュリティがしっかりしている」ことも重要です。

Free WiFiには、
通信の暗号化などのセキュリティが施されていないものも少なくありません。

セキュリティなしのWiFiにセキュリティソフトが入っていない機器で接続すると、
 ・コンピューターウィルスへの感染
 ・個人情報の漏洩
 ・スマホやタブレットなど機器の乗っ取り
などの被害を受ける恐れが多分にあるんですね。

お客さんに安心してWiFiを使ってもらうのであれば、
やはりセキュリティがしっかりしてFree WiFiを導入したいところですね。

最後に「使いやすさ」ですが、一番はお店のFree WiFiへの接続方法です。

ただ、登録やパスワード無しで接続できれば良いですが、セキュリティが
しっかりしているとID・パスワードの入力は必須となる場合が多いですね。

Facebookにログインしている機器だとIDやパスワード無しで利用できる
「Facebook認証」を採用しているFree WiFiもあります。

飲食店向けの主なFree WiFi

飲食店などの店舗にFree WiFiを提供するサービスはいくつかあるんですが、
その中でも
 ・ギガらくWi-Fi
 ・Wi2 Freeキット
 ・FREESPOT
 ・U-SPOT
 ・DoSPOT
などが主だったものです。

「ギガらくWi-Fi」は元々NTT東日本が提供するサービスですが、
現在ではNTT西日本管内でも利用できるようになっています。

NTT東日本が提供しているサービスだけに、
基本的にはお店のインターネット回線が「フレッツ光」でないと利用できません。

ギガらくWi-Fiに必要な機器は初期設定が施された状態で送られてくるので、
電源コードをコンセントに、LANケーブルをONUに繋ぐだけで使えます。

自分で機器を設置する場合は初期費用無料ですが、
機器の設置を依頼すると10,000円程度の費用がかかってしまいます。

月額料金は
 ・ベーシック・・・2,980円
 ・ハイエンド・・・2年契約 4,480円
           5年契約 3,300円
 ・ハイエンドEx・・・2年契約 8,500円
             5年契約 5,500円
となります。

同時接続数は50台と少なめですが、
通信速度は最大1.3GbpsでFree WiFiの中では最速クラスです。

セキュリティは「WPA2-PSK」と現状ではもっとも高度なものが採用されているので、
利用にはIDとパスワードの入力が必要となっています。

ただしハイエンド・ハイエンドExでは、Facebook認証でも利用できます。

通信速度が速く、セキュリティもしっかりしていて、
何よりNTT東日本提供というブランド力があります。

ただ月額料金が高めですし、
同時接続数が50台と少なめなので比較的小規模な店舗でないと導入しにくいですね。

Wi2 Freeキット

「Wi2 Freeキット」は、
ワイヤアンドワイヤレスという会社が提供しているFree WiFiサービスです。

ワイヤアンドワイヤレスには聞き馴染みが無いかもしれませんが、
「Wi2 300」という WiFiスポットは全国60,000か所に設置されており、
実際に利用したことがある人も少なくないと思います。

Wi2 Freeキットの初期費用は29,800円で先のギガらくWi-Fiに比べると高めですが、
月額料金が500円ですから長い目で見ればWi2 Freeキットの方がお得です。

またギガらくWi-Fiのようにフレッツ光だけということはなく、
 ・光コラボレーション
 ・auひかり
 ・NURO光
 ・電力会社系光回線
どれでもOKです。

同時接続数が100台なのは良いんですが、
通信速度が最大300Mbpsでセキュリティ無しなのがちょっと痛いですね。

セキュリティが無い分、
登録やID・パスワードの入力も無しでWiFiに接続することができます。

FREESPOT

「FREESPOT」は、
家庭用のWiFiルーターでもお馴染みのバッファローが提供するサービスです。

先のWi2 Freeキット同様インターネット回線を選ばないので、
お店で使っているインターネット回線に接続すれば使えるようになります。

初期費用は購入する機器によって23,800円か39,800円と変わりますが、
月額料金は基本的に無料となっています。

ただ保守点検など定期的なサポートを受ける場合には、
内容に応じた料金を一括で支払わないといけません。

同時接続数は、23,800円の機器だと64台と少なめですが、
39,800円の機器だと200台となります。

通信速度は最大300Mbpsで少し遅め、
しかしセキュリティは「WPA2-PSK」なのでお客さんに安心して使ってもらえますね。

WiFiへの接続は、メールによる認証と
 ・Facebook
 ・Twitter
 ・Google
 ・Yahoo!
のアカウントを使った認証が選べます。

U-SPOT

「U-SPOT」は、
店内BGMにも利用される有線放送でお馴染みのUSENが提供しています。

ギガらくWi-Fiと同じようにU-SPOTが利用できるインターネット回線が限られており、
お店のインターネット回線がフレッツ光かUSENの光コラボレーションサービスである
「USEN光」でないと利用できません。

通常は初期費用が20,000円で月額料金が3,480円なんですが、ネットから
申し込むことでキャンペーンが適用されて初期費用無料、月額料金2,480円となります。

U-SPOTの最大通信速度は867Mbpsで、同時接続数は126台となっています。

セキュリティが無しなので、接続は利用規約に同意するだけで
メールやSNSアカウントによる認証やID・パスワードの入力は不要です。

実際にWiFiを利用するお客さんからすると、接続が簡単なのは良いんですが
セキュリティ無しというのはちょっと不安かもしれませんね。

DoSPOT

「DoSPOT」は、
NTTメディアサプライというNTTの関連会社が提供するFree WiFiサービスです。

NTTの関連サービスだけにフレッツ光でないと利用できず、
さらにギガらくWi-Fiと違ってNTT西日本管内でしか利用できません。

機器の設置は基本的には業者が無料で行ってくれるんですが、
追加作業が必要な場合は料金が発生することもあります。

フレッツ光のプロバイダとしてNTTメディアサプライを利用している場合は、
プロバイダ料込み1,300円でDoSPOTが利用できます。

他社プロバイダを利用している場合でも月額料金500円ですから、
料金はかなり安めですね。

DoSPOTの通信速度は最大1.2Gbpsで同時接続数は122台、
セキュリティは無しですが、接続にはメールアドレスの登録が必要となっています。

同じNTT系のサービスであるギガらくWi-Fiに比べると安く利用できますが、
セキュリティ面に不安がありますね。

大手携帯キャリアのWiFiスポットは設置が難しい?

大手携帯キャリアである
 ・ドコモ
 ・au
 ・ソフトバンク
にも店舗などに設置するWiFiスポットのサービスがあります。

ただ現在では3社ともに設置店舗の受付を行っていないようなので、
これから新規で大手携帯キャリアのWiFiスポットを設置するのは難しくなっています。

また大手携帯キャリアのWiFiスポットは、
先に紹介したFree WiFiよりも利用条件が厳しかったりするんです。

大手携帯キャリアのWiFiスポットは、基本的にそのキャリアとの回線契約がある
スマホやタブレットでしか利用できないようになっています。

ドコモのWiFiスポットはドコモとの回線契約が無いスマホやタブレットでも使えますが、
利用には月額300円の料金が必要で、ドコモユーザーでないといけません。

要するにドコモユーザーが月300円払えば、ドコモとの回線契約が無いスマホや
タブレットでもドコモのWiFiスポットが使えるということです。

不特定多数の人が利用する飲食店のWiFiで、
特定キャリアの利用や料金が必要となるとかなり不便です。

なので、新規で設置するのも難しいですし、飲食店などでお客さん用にWiFiを
提供する場合の候補としては大手携帯キャリアは外しても良いと思いますよ。

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