posレジの回線

スマレジが使えるネット環境は光回線のみ?

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飲食店などを開業する際、
「スマレジ」をお店のレジとして使おうと考えている場合もあると思います。

スマレジはいわゆるタブレットPOSレジと言われるもので、
iPhoneやiPadでアプリをダウンロードすれば使うことができます。

通常のPOSレジは機器やネットワーク構築などに数百万円もの高額な費用が
かかるため、大手チェーンならともかく個人経営のお店では導入することが
難しくなっています。

ところがスマレジなどのタブレットPOSレジは非常に安価、
使い方によっては無料で使うこともできるので、
個人経営のお店でも簡単に高機能なPOSレジを導入することができるわけです。

しかしタブレットPOSレジではクラウド上に会計情報などを保存・集積することに
なるので、ネット環境との組み合わせが必要となります。

ではスマレジはどういったネット環境に対応しているのかを見ていくとともに、
そもそもどうすればスマレジが使えるのかについても詳しくて紹介したいと思います。

さらにスマレジを導入することで受け取ることのできる補助金についても、
簡単にですが説明しますよ。

スマレジが公式に動作確認されているネット環境は「光回線」のみ

一口にネット環境と言っても
 ・ADSL
 ・光回線
 ・WiMAXなどのモバイル回線
 ・スマホ、タブレットのLTE回線
などがあります。

物件を借りて、常設の店舗として飲食店などを営業する場合には、
光回線を導入していることも多いと思います。

しかし移動販売車など常設の店舗を持たずに営業する場合には、
光回線を使うことは難しく、モバイル回線か回線契約したスマホやタブレットの
4G回線やLTE回線が主なネット環境となります。

スマレジの公式サイトで推奨されているネット環境は「十分な速度が維持できる
ブロードバンド回線」となっています。

「十分な速度が維持できる」という点を考えると、WiMAXなどのモバイル回線や
4G回線、LTE回線は光回線に比べると速度が不安定になりがちなので、
スマレジのネット環境としてはあまり向いていないのかもしれませんね。

実際スマレジの運営会社によると、
光回線の環境下でしかスマレジの動作が確認されていないんです。

もちろんモバイル回線などで絶対に使えないというわけではありませんが、スマレジを
使うならネット環境は光回線にした方が良いというのが公式見解となっています。

ちなみにスマレジアプリが対応しているOSは「iOS10以上」ですから、
スマレジアプリをダウンロードして使えるのはiPhoneかiPadということになります。
(Android搭載のスマホ・タブレットでは使えない)

ただしスマレジの管理画面へのアクセスは、iPhoneやiPadだけでなく、
Android搭載のスマホ・タブレット、パソコンでもできます。

スマレジは店舗にネット環境が無くても使える!?

タブレットPOSレジの中には、
光回線などのネット環境が無ければ使えないというものもあります。

しかしスマレジの場合は、ネット環境の無いいわゆる「オフライン」の状態でも
POSレジとして使うことができるようになっています。

通常のタブレットPOSレジでは、
会計ごとにネット回線を通じてクラウド上に売上情報を送信・保存していきます。

スマレジもネット環境が整っている場合はそうやって売上情報を保存するんですが、
ネット環境が整っていない場合にはiPhoneやiPadの中に売上情報が保存されます。

ですからネットの環境が無い店舗でスマレジを使って会計業務を行い、
閉店後に自宅などネット環境の整った場所にiPhoneやiPadを持って行って
クラウド上にデータを移すといったことができるんですね。

ただiPhoneやiPadに保存できるデータ容量には限りがあります。

なのでネットに接続せずにスマレジを使うというのは、
何らかの理由で通信ができなくなった場合などの緊急避難的な使い方です。

オフラインでも使えるとは言え、
スマレジを使うのであれば店舗のネット環境は整えておいた方が良いですよ。

スマレジはどうしたら使えるようになる?

スマレジの導入に特別な機器は必要無く、
iPhoneかiPadでスマレジアプリをダウンロードするだけで使えます。

App Storeでスマレジアプリをダウンロードしてアプリを起動すると、
「アカウント作成画面」が開くのでアカウントを作成してログインします。

スマレジには、無料で利用できる「スタンダード」の他に
 ・プレミアム
 ・プレミアムプラス
 ・フードビジネス
 ・リテールビジネス
といったより高機能な有料プランがあります。

アカウント登録後30日間は有料プランの機能が全て無料で使えますが、
有料プランに加入しないと30日経過時点で自動的にスタンダードに切り替わります。

最初の1か月間にお試しで色んな使い方をしてみて、自分のお店に合った機能が
見つかれば有料プランに加入すれば良いんじゃないでしょうか。

アカウントを登録したら、スマレジの管理画面もしくはスマレジアプリ上で
 ・商品コード
 ・商品名
 ・商品単価
などを登録して準備は完了、後は「販売業務画面」を開けばPOSレジとして使えます。

スーパーやコンビニなどに導入されているPOSレジとは少し使い方が違いますから、
アルバイトなど従業員を雇う際には事前の研修をしっかり行いましょう。

CSVデータで一括商品登録

メニューはコーヒーだけというようなこだわりの強い喫茶店なら、
商品の登録も簡単に済みます。

しかしメニューの多い飲食店になると数十、
雑貨店なら数百もの商品を登録しなければいけません。

それをスマレジアプリに手作業で1つずつ登録していては、
いくら時間があっても足りませんし、間違いなく途中でイヤになります。

スマレジでは、CVSデータを活用することで数十、数百あるいは数千の商品情報を
まとめて登録できるようになっています。

まずスマレジの管理画面で「商品情報アップロード」→「CSVアップロード設定」へと進み、
 ・商品ID
 ・部門ID
 ・商品コード
 ・商品名
 ・商品単価
などの必要項目をピックアップしておきます。

次にパソコンでExcel(Open OfficeでもOK)を起動し、1行目に先のアップロード設定で
ピックアップした項目を順番どおり横方向に記入していきます。

後は2行目以降に項目を記入し、
全ての商品情報を記入し終えたらファイルを保存します。

ファイルを保存する際に、「ファイル名」は何でも良いんですが、
「ファイルの形式」は「CVS(コンマ区切り)(.csv)」にしておきましょう。

スマレジの管理画面に戻り、「商品」→「商品登録」→「CSVで商品登録」へと進み、
「ファイル選択」で先ほどExcelで作成したCVSファイルを選択してアップロードボタンを
クリックすれば完了です。

CSVファイルでの商品登録の手順は、
スマレジの公式サイトでも画像入りで説明されているので参照してみてください。

店舗情報や販売スタッフの登録もできる

スマレジでは商品情報だけでなく、
店舗の情報や販売スタッフもあらかじめ登録しておくことができます。

店舗情報を登録しておくことで、店名はもちろん
 ・住所
 ・電話番号
 ・メールアドレス
 ・ホームページアドレス
などもお客さんに渡すレシートに印字されます。

お店やスタッフの雰囲気、商品がお客さんに気に行ってもらえたら、
レシートに印字された情報を元にリピーターとして戻ってきてくれたりホームページに
アクセスしてもらえる可能性が高くなります。

また販売スタッフを登録しておくことで、
登録していないスタッフはスマレジを使えなくなるので不正利用を防ぐことができます。

いつ誰が会計処理したものか後から確認できるので、
処理ミスがあった場合にも対応しやすいんですね。

スマレジは無料でも使えるが、周辺機器は有料

スマレジはスタンダードプランなら、
使える機能は限られますが無料で利用することができます。

しかしスマレジアプリだけでは十分ではなく
 ・キャッシュドロア
 ・レシートプリンター
といった周辺機器が揃って初めて「レジ」としての機能が果たせます。

キャッシュドロアなどの周辺機器は、スマレジアプリとは別に購入しなければいけません。

周辺機器は何でも良いというわけではなく、
スマレジに対応したものでないと使うことができないんですね。

どこかで適当に安いキャッシュドロアなどを調達すると、
スマレジに対応しておらずムダになるなんてことも無いとは言えません。

「STORE STORE」というオンラインショップで、
スマレジに対応した周辺機器を購入することができます。

新品だけでなく新古品も取り扱っており、キャッシュドロアは7,000円台、
レシートプリンターは40,000円台からとなっています。

スマレジは軽減税率対策補助金の対象

2019年10月から消費税が10%にアップし、
それに伴って食料品などの生活必需品には軽減税率が適用されるようになります。

飲食店や小売店では軽減税率に対応したレジシステムの導入が
必要になるわけですが、個人経営のお店だと新しいレジを導入することは
簡単じゃないですよね。

そこで、軽減税率の対象となる物品と取り扱っている中小企業あるいは
小規模事業者が軽減税率に対応したレジシステムを導入することに対して
国から補助金が貰えることになっているんです。

この「軽減税率に対応したレジシステム」にスマレジも含まれているので、
スマレジを導入することで補助金が貰える可能性があるんですね。

軽減税率の対象となるのは、基本的に「自宅で食べる食品」と「新聞」です。

店舗で飲食物を提供しているだけの飲食店は軽減税率の対象にはならず、
テイクアウトやデリバリーを行っている飲食店が対象となります。

飲食とは関係の無い雑貨店などでも、お菓子などを販売している場合には
軽減税率の対象となる物品を取り扱う事業者として認められる場合があります。

それから大手チェーンのような大企業は補助金の対象外で
 ・資本金5000万円以下
 ・従業員50名以下(飲食、サービス業は100名以下)
のどちらか一方を満たしている中小企業・小規模事業者でないと補助金は貰えません。

また軽減税率対策補助金の申請には、レシートプリンターの購入が必須となります。

スマレジアプリをダウンロードするiPhoneやiPadの購入だけでは、
補助金を貰うことはできないので注意しましょう。

軽減税率対策補助金の補助率は、iPhone・iPadは2分の1、
周辺機器で4分の3となっています。

ですからiPad、キャッシュドロア、レシートプリンターなどで150,000円ぐらい
かかったとしても、100,000円ぐらいの補助金が貰えるので実質3分の1で
一式揃えられることになります。

軽減税率対策補助金の申請は、スマレジの管理画面からできるようになっているので、
詳しくはスマレジの公式サイトで確認してください。

消費税率アップは2019年10月1日からなので、2019年9月30日までにスマレジを
導入、機器購入しないと補助金の対象になりませんよ。

補助金は貰ったら終わりじゃない!?

国や自治体の補助金事業を利用したことがある人は分かると思いますが、
こうした補助金は貰ったら終わりというわけにはいきません。

申請が認められて補助金を貰ったら
 ・対象商品の販売実績データ(6か月分)
 ・対象商品の陳列写真
 ・テイクアウト、デリバリー用のメニュー写真
 ・軽減税率対策補助金申請に纏わる誓約書
 ・飲食店等での軽減税率対象商品の取扱申告書
 ・対象商品の仕入れが確認できる請求書もしくは納品書
などを提出することになります。

「軽減税率対策補助金に纏わる誓約書」と「飲食店等での軽減税率対象商品の
取扱申告書」はスマレジの方で用意してくれます。

それ以外は自分で用意しないといけないので、
補助金を貰ったらすぐにでも提出できるように準備しておきましょう。

補助金受領後に必要な書類を提出しないと、補助金の返還を求められることに
なるので忘れず期限内に提出しないといけませんよ。

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