posレジの回線

エアレジはネット環境が無くても使える!?

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飲食店などのお店を開くとなった場合には必要となるものの1つが「レジ」です。

一般的にレジと言うと、昔ながらの個人商店にある計算機とキャッシュドロア、
レシートプリンターが一体となったレジスターのイメージが強いかもしれません。

もちろんレジスターでも構わないんですが、売り上げの計算など経理業務を
効率化するのであれば「POSレジ」を使いたいところです。

ただスーパーやコンビニなどの大手チェーンで導入されている本格的なPOSレジの
導入には数百万とも言われる莫大な費用がかかります。

資金力があり、開店前からある程度の売り上げが見込める大手チェーンだからこそ
導入できるのであって、先行きの分からない個人経営のお店でそれだけの先行投資は
できないですよね。

しかし本格的なPOSレジとしての機能を備えながら、
無料で利用できる「エアレジ」というアプリがあるんです。

ではエアレジとはいったいどういうアプリなのか、
どうしたら使えるのかなどを詳しく見ていきましょう。

エアレジは無料で使えるレジアプリ

「エアレジ」はiPhone・iPad用のアプリで、ダウンロードすることでiPhoneやiPadを
高機能なPOSレジとして使うことができるようになります。
(Android搭載のスマホやタブレットでは使えない)

iPhoneやiPadでアプリをダウンロードするだけということに加えて、
基本的に無料で使えることもエアレジの大きな特徴です。

スマホやタブレットのアプリで無料だと何か「子供のおもちゃ」みたいで、
本当に飲食店などの店舗で使えるのか不安になっちゃいますよね。

エアレジをリリースしているのは就職支援サービスでもお馴染みの「リクルート」で、
2013年からアプリサービスを行っています。

元々エアレジは中小企業などの業務支援サービスとして開始されたものであり、
リクルートとしてもエアレジを本業にするつもりはありません。

リクルートはエアレジで儲ける必要が無いので、アプリを無料で提供しているんですね。

利用する側としては高機能なレジアプリが無料で利用できるだけでも助かるのに、
リリース元がリクルートだと安心して使うことができますよね。

エアレジはネット環境が無くても使える

通常POSレジは会計のたびにその情報がクラウド上に保存・集積されていくので、
ネット環境が無いと使えません。

ところがエアレジの場合は、アプリをダウンロードしているiPhoneやiPadの中に
会計情報を保存・集積させることができます。

業務終了後にiPhoneなりiPadをネット環境のある自宅に持ち帰って
インターネットに接続すれば、その日の会計情報をクラウド上に保存し直すとともに
レジチェックも可能となります。

何らかの事情で店舗のネット環境が整備できない場合や、移動販売車などのように
そもそもネット環境を整備することが難しい場合でもエアレジが使えるのは助かります。

イベントで野外に出店する場合なんかも、エアレジアプリをダウンロードした
iPhoneやiPadをそのまま持って行くだけで使えますよ。

エアレジアプリの利用にはiPhoneやiPadがあれば良いのであって、
別に回線契約をしておく必要は無いんですね。

エアレジは細かいデータも収集できる

エアレジでは単純に「何が何個売れた」といった情報だけでなく、
日ごと時間ごとの来客数や客単価などの情報も記録されます。

日ごと時間ごとの来客数や売り上げがグラフで表示されるので、
お客さんの多い曜日や時間帯が一目で分かるようになっています。

商品ごとの売り上げも分かるので、食材などの仕入れや
季節ごとのメニュー入れ替えの際に参考となりますよ。
(定番メニューを残し、不人気メニューを入れ替えるなど)

またアルバイトなど従業員を募集する際にも、
特にお客さんの多い曜日や時間帯に絞って求人を出すなんてこともできますね。

売り上げ以外の出入金も記録

エアレジには「出入金」という、
売り上げ以外のお金の出入りを記録する機能が備わっています。

大手チェーンだと、
仕入費用や光熱費などをレジのお金で払うなんてことは絶対にありません。

しかし個人で経営している小規模な店舗だと、
会計用と経費用で現金を分けて保管しておくのも面倒だったりします。

なので急に現金での支払いが必要になった場合、
持ち合わせが無ければレジに入っている現金を使うことになります。

売り上げ以外でレジに出入金があった場合にメモ書きを残しておくだけでも良いですが、
お客さん相手の商売だと忙しい時にメモをする暇すらないなんてこともありますし、
メモを失くしてしまうことも考えられます。

エアレジでは、売り上げ以外の出入金の
 ・金額
 ・行った人
 ・目的
などをメモとして記録しておくことができます。

単なるメモですから出入金として売り上げのデータには反映されませんが、
後で帳簿を作成するには役に立ちますね。

無料なのはアプリだけ

無料で利用できるのは、あくまでエアレジのアプリだけです。

エアレジアプリは従来のレジスターで言うところの「計算機」で、他に
 ・キャッシュドロア
 ・レシートプリンター
などが無いとレジとしての役割が十分には果たせません。

キャッシュドロアなどの周辺機器を利用する場合には、
アプリとは別に購入することになります。

キャッシュドロア単体だと7,980円から、
レシートプリンターは据え置き型で41,800円から、モバイル型で36,900円から、
レシートプリンター内蔵型のキャッシュドロアは54,800円からとなっています。

キャッシュドロアとレシートプリンターだけでも50,000円ぐらいはかかりますし、
iPhoneやiPadをエアレジ用に調達する場合には合わせて70,000~80,000円ぐらいは
少なくともかかりそうですね。

他にもバーコードリーダーやハンディターミナルなども、
エアレジの周辺機器として販売されています。

ちなみにエアレジは大手家電量販店「ビックカメラ」と提携しており、
ビックカメラの店舗やオンラインショップでエアレジの周辺機器が購入できます。

エアレジのサービスカウンターが設けられているビックカメラの店舗もあり、
エアレジや周辺機器の詳しい説明や導入の相談なんかもできるようになっています。

近くにビックカメラの店舗が無い場合は、
 ・電話
 ・メール
 ・オンラインチャット
でもエアレジについての相談や問い合わせができますよ。

エアレジに対応していないレシートプリンターやハンディターミナルもある

エアレジの導入費用を抑えるために、レシートプリンターやハンディターミナルなどの
周辺機器をどこかで安く調達するといったこともあるかもしれません。

ビックカメラでエアレジ用として販売されているもの以外だと、
エアレジに対応していないものも少なからずあります。

どこかからレシートプリンターを安く調達してきたのは良いけど、
エアレジに対応していないので使えないなんてことも無いとは言えません。

別途周辺機器を調達する場合は、ビックカメラのエアレジサービスカウンターや
電話などで対応モデルや型番を確認してからの方が間違いないですね。

エアレジはどうしたら使える?

エアレジを使うには、
まずiPhoneかiPadで「App Store」からエアレジのアプリをダウンロードします。

アプリをダウンロードしたらID登録をしてログインすれば
、iPhoneやiPadでエアレジが使えるようになります。

販売する商品をエアレジに登録するといった設定も必要ですが、
基本的にはアプリをダウンロードしてログインするだけで使えます。

キャッシュドロアやレシートプリンターなどの周辺機器は、USBケーブルや
LANケーブルで有線接続することもできますし、BluetoothでのペアリングでもOKです。

エアレジは軽減税率対策補助金の対象

2019年10月に消費税率が8%から10%へとアップしますが、
同時に食料品などには軽減税率が適用されるようになります。

こうした軽減税率に対応したレジシステムを導入する中小企業には、
国からの補助金が出ることになっています。

エアレジも「軽減税率対策補助金」の対象であり、申請することでiPhoneやiPad、
周辺機器を半額や3分の1の金額で購入することができるんです。

補助金の対象となるのは
 ・資本金5000万円以下
 ・従業員50名以下
のどちらか一方の条件を満たした中小規模の事業者です。
(個人経営のお店ならどちらも満たしている可能性が高い)

それからあくまで軽減税率への対策に対する補助金ですから、
軽減税率の対象となる商品やサービスを取り扱っていなければいけません。

飲食店の場合、単に店内で飲食物を提供するだけだと軽減税率の対象にはならず、
テイクアウトやデリバリーのサービスを行っていることが条件です。

食品とは関係無い雑貨などを販売しているお店でも、
お菓子を販売している場合には補助金の対象となることがあります。

そして補助金を貰うためには、
もう1つ「レシートプリンターの購入・利用」という条件も付けられています。

他の条件を全て満たしていても、レシートプリンターを使わない場合には
補助金の対象にはならないので注意しましょう。

これらの条件を満たした上で「軽減税率対策事務局」に申請することで、
エアレジの本体となるiPhoneやiPadは購入金額の半分、レシートプリンターなどの
周辺機器は購入金額の3分の2を補助金として受け取ることができます。

補助金申請に必要な書類

軽減税率対策補助金の申請に必要な書類は
 ・軽減税率対策補助金申請書(原本)
 ・対象サービス証明書(原本)
 ・機器を購入した際の領収書(コピー可)
 ・食料品仕入が証明できる領収書もしくは納品書(コピー可)
 ・補助金の振り込みに使う通帳のコピー
 ・本人確認書類(コピー可、個人事業主のみ)
となります。

飲食店の場合は、軽減税率対象商品の取扱申告書に対象商品を取り扱っていることが
分かる写真を添えて提出することも必要となります。

これらの書類一式を軽減税率対策事務局へ郵送すればOKです。

補助金申請書は軽減税率対策事務局のホームページで作成することができます。

「対象サービス証明書」は、補助金の対象サービスであるエアレジを使っていることを
証明するもので、エアレジのホームページで取得可能です。

補助金の申請は個人でもできますし、
指定の代理店や事業者に代行してもらうことも可能となっています。

指定の代理店や事業者については軽減税率対策事務局のホームページに
掲載されているので参照してください。

消費税率のアップに伴う軽減税率の適用は2019年10月1日からなので、
2019年9月30日までに購入した機器が補助金の対象となります。

10月1日以降に購入した機器は、
いくら条件を満たしていても補助金の対象とはならないので注意しましょう。

また申請の期限は2019年12月16日まで(恐らく12月16日必着)で、
郵送での申請なので事務局に書類が届くまでの日数も計算しておいた方が良いですよ。

軽減税率対策補助金についての詳しい情報は、
軽減税率対策事務局のホームページで確認できます。

ビックカメラのエアレジサービスカウンターでも軽減税率対策補助金に関する相談が
できるので、エアレジ導入の際にはビックカメラに足を運ぶのが良いかもしれませんね。

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