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プレハブハウスでインターネットを使うには?

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数か月に渡って行う大掛かりな工事の現場には、
仮設事務所や作業員の休憩所としてプレハブハウスが利用されています。

あるいは常設の事務所を改装するのに、
一時的に仮設事務所としてプレハブハウスを使うこともあったりします。

仮説とは言え工事期間中は事務所となるわけですから、
こうしたプレハブハウスにもインターネット回線を開通させないといけません。

作業員の休憩所としてだけ使うならインターネット回線は無くても良いですが、
作業員の立場からするとWi-Fiぐらいは使えるようにしてほしいところですね。

しかし常設の事務所とは違って、プレハブハウスの仮設事務所は
数か月後には使わなくなるもしくは別の場所に移動することも少なくありません。

そんな数か月しか使わないプレハブハウスにわざわざ光回線を開通させるというのも、
もったいない気がしますよね。

それ以前に、
そもそもプレハブハウスに光回線を引くことができるのかすら分からなかったりします。

かと言ってWiMAXやワイモバイルなどのモバイル回線だと、
ちょっと心許なかったりします。

そこでプレハブハウスのインターネット回線としては光回線とモバイル回線のどちらが
向いているのか、それぞれ注意すべきこととともに詳しく見ていきましょう。

プレハブハウスにも光回線は引ける

プレハブハウスだからと言って、光回線が引けないわけではありません。

通常の住宅や事務所などと同じように申し込めば、
プレハブハウスに光回線を引くことはできます。

実際にプレハブハウスに光回線を引いた経験がある人によると、申し込み方法や
必要書類、光回線開通にかかる費用なども通常と変わらないとのことです。

ただ申し込みから開通までに時間がかかるというのも通常と同じで、
開通が比較的早いNTTのフレッツ光でも2週間から1か月は待たないといけません。

フレッツ光以外だと軽く1か月以上待たされることも多いですし、時期によっては
1日申し込みが遅れるだけで開通が1週間2週間先になってしまうこともあります。

ですからプレハブハウスでの仕事が始まる段階で光回線が開通していないということが
ないように、遅くとも1~2か月前には申し込んでおいた方が良いですね。

ただ自宅に開通させる場合とは違って、
平日の昼間でも光回線の開通工事に立会えるというのは大きいかもしれません。

光回線の開通工事を手掛ける業者は土日祝日が特に忙しく、
土日祝日にこだわると開通までにかかる期間が長くなってしまいます。

その点プレハブハウスに開通させる光回線は仕事で使うものですから、
業者の忙しい日時を避けて開通工事の日程が調整できます。

なので自宅に光回線を開通させる場合よりも多少早くなる可能性はあるものの、
それでも1~2か月前には申し込んでおきたいですね。

プレハブハウスの場所によっては光回線が開通できないことも

プレハブハウスであっても光回線は開通できますが、
プレハブハウスが建っている場所によっては開通工事ができないこともあるんです。

光回線の開通工事では、
建物の最寄りの電柱から光ケーブルを建物の中まで引き込むことになります。

住宅の場合はすぐ近くに電柱があることが多いですから、
最寄りの電柱まで光ケーブルが来てさえすれば光回線の開通工事ができます。

ところがプレハブハウスの場合、特に工事現場となると近くに電柱が無いということも
ありますし、あっても距離が離れていたりします。

近くに電柱が無ければ開通工事ができませんし、距離が離れていると
光ケーブルを延ばしたりするのに別途費用が発生してしまいます。

また電柱が道路を挟んだ向かい側や河川の対岸にある場合は、
光ケーブルを道路や河川の上を通すために行政の許可が必要になることもあります。

架線するのが国道や一級河川となると国土交通省に許可を取らないといけないので、
その分開通までにかかる期間が長くなりかねません。

プレハブハウスに光回線を開通させる場合には、
事前に現地調査を依頼して開通工事が可能かどうか確認しておいた方が良いですよ。

開通や撤去にかかる工事費と解約の際の違約金

プレハブハウスとは言え、光回線を開通させる場合は通常の戸建て住宅などに
開通させる場合と同じ開通工事費が必要となります。

さらに工事現場なら工事が終了して仮設事務所を畳む際には、回線の撤去工事に
かかる費用も発生しますし、解約するなら違約金も発生することがあります。

事務所の改装などで一時的にプレハブハウスを仮設事務所にしている場合は、
「移転」という形を取ることで工事などにかかる費用を多少抑えることができます。

例えばNTTのフレッツ光であれば、通常の開通工事費は
 ・戸建て・・・18,000円
 ・集合住宅・・・15,000円
ですが、移転にすると
 ・戸建て・・・9,000円
 ・集合住宅・・・7,500円
と開通工事費が通常の半額に割引されます。

移転であれば光回線を使う場所が変わるだけで解約はしませんから、
当然違約金も発生しません。

ちなみにフレッツ光は、標準で撤去工事にかかる費用が0円となっています。

工事現場で使うプレハブハウスでも、次その次と途切れることなく現場決まっているなら、
移転という形を取ることで工事費や違約金を抑えることができますよ。

契約期間の縛りが無い光回線事業者を選ぶという方法も

開通や撤去の工事かかる費用はゼロにすることは難しいですが、
違約金は光回線を移転させなくてもゼロにする方法はあります。

2年や3年といった契約期間に縛りを設けられていますが、
多くの光回線事業者では契約期間の無しで契約することも可能です。

ただ契約期間無しにすることで、
長期利用割引などが受けられなくなるので料金が割高になってしまいます。

例えばフレッツ光を2年契約無しにすると、「2ねん割」という割引が適用されなくなって
月数百円から1,000円程度料金が高くなります。

利用期間にもよりますが、数か月程度しか光回線を使わないのであれば
多少料金が高くなっても解約時に違約金を払うより安く済みます。
(2年契約の違約金は10,000円前後)

また
 ・ぷらら光
 ・DTI光
 ・エキサイト光
などのように、
元々契約期間の縛りなしでサービスを提供している光コラボレーションもあります。

こうした元々契約期間の縛りが無い光コラボレーションなら
料金が割高になることもないので、プレハブハウスで短期間光回線を利用するのに
向いているんじゃないでしょうか。

モバイル回線は開通も移転も手軽

プレハブハウスの光回線を何年か使うなら良いんですが、
数か月でプレハブハウスを畳むあるいは別の場所に移転するとなると
手間やお金をかけて光回線を開通させるのはちょっともったいない気もしますよね。

そんな場合はプレハブハウスのインターネット回線として、
光回線ではなく「モバイル回線」を使うという方法もあります。

WiMAXやワイモバイルの持ち運び可能なモバイルルーターや
据え置き型のSoftBankAirなんかを光回線代わりに使うということです。

モバイル回線はスマホのようにデータ通信量に制限があると思われがちですが、
WiMAXやワイモバイルには月間通量無制限のプランがありますし、
SoftBankAirも基本的に通信量無制限です。
(WiMAXとワイモバイルには3日間で10GBの制限あり)

通信速度もWiMAXの最新機種なら最大1Gbps以上と、
カタログ値では光回線に肩を並べるほどとなっています。
(実測値では光回線に敵いませんが・・・)

光回線の代わりにモバイル回線を使うメリットは何と言っても、
開通と移転が簡単ということです。

光回線は開通に少なくとも2週間から1か月はかかりますが、
モバイル回線は最短で申し込んだその日に開通させることができます。

モバイル回線は電波を使って通信するので、光回線のようなケーブルは必要無く、
専用端末を手に入れるだけで使えるようになるんです。

なのでプレハブハウスでインターネット回線を使い始めるその日に申し込んでも、
すぐに使い始められますよ。

モバイル回線は移転も簡単で、WiMAXやワイモバイルなら住所変更の手続きを
するだけ、後は端末を移転先に持って行けばそのまま使えます。

据え置き型のSoftBankAirは移転の際に事前の手続きが必要ですが、
それでも光回線の移転に比べればはるかに簡単です。

工事現場の仮設事務所のように、数か月単位で移転を繰り返す場合には
光回線よりモバイル回線の方が手間もお金もかけずに済みますね。

モバイル回線は対応エリアが狭い?

モバイル回線を光回線の代わりとして使う際にネックになるのが、
「対応エリア」の問題です。

光回線はプレハブハウスの近くに電柱があり、
その電柱まで光ケーブルが来ていれば開通させることができます。

フレッツ光であればほぼ日本全国で使えると言って良いぐらいですが、
モバイル回線は対応エリアがそこまでは広くありません。

WiMAXは比較的対応エリアが広いものの、
一部山間部や離島など電波が届いていない地域もあります。

ワイモバイルとSoftBankAirは同じ回線を使うんですが、WiMAXよりも対応エリアが
狭く、現状では都市部と幹線道路沿いぐらいでしか使えません。

また対応エリア内であっても、周辺の建物との位置関係によって飛び地のように
電波の入らない地点があったりもします。

都市部や幹線道路沿いで工事を行う場合はわざわざ仮設事務所を建てないでしょうし、
仮設事務所が必要となるような場所での工事となるとモバイル回線の電波が入らない
恐れがあるんですね。

なので光回線より手軽に開通できるのでプレハブハウスでモバイル回線を使いたくても、
電波が入らないので使えないといったことも十分に考えられます。

プレハブハウス内ではモバイル回線の電波が受信できない!?

スマホのLTE回線で使われる電波は周波数が比較的低く、
WiMAXなどのモバイル回線で使われる電波は周波数が比較的高くなっています。

電波は周波数が高いと、通信速度が速くなる反面、
直進性が強くなって障害物を避けて進むことができにくくなります。

逆に周波数が低いと、通信速度は上がらないものの、
直進性が弱まり障害物を避けて進むことができるようになるといった特性があります。

また電波はコンクリートや金属は透過できずに反射してしまうので、
障害物の影響を受けやすい高周波数の電波は特に屋内では
電波が受信しにくくなることがあるんですね。

プレハブハウスは木製のものもありますが金属製のものが多いので、
どうしてもプレハブハウス内ではモバイル回線の電波が受信しにくくなってしまいます。

ただガラスは周波数の高い電波でも透過するので、プレハブハウスに
窓が付いているなら窓際にモバイル回線端末を置くことで電波が受信しやすくなります。

プレハブハウスに窓が無い場合は、
出入り口のドアを開けっ放しにしておけばモバイル回線の受信状況が改善されます。

業態にもよりますが、
通信が不安定になったり繋がりにくくなると仕事にならないということもあると思います。

プレハブハウスに光回線が開通できないなら仕方ありませんが、開通できるのであれば
多少手間とお金がかかってもモバイル回線より光回線を使う方が良いかもしれません。

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