個人事業主のネット回線

個人事業主にオススメのネット回線はフレッツ光

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かつてビジネスに欠かせないものと言えば「電話」でしたが、
最近はそれにプラスして「インターネット」も必要となっています。

メールやLINEなら先方に時間を取らせることなくこちらの要件を伝えることが
できますし、直接会わなくてもデータのやり取りで仕事を成立させられたりもします。

サラリーマンやOLなら会社が契約しているインターネット回線を使えば良いんですが、
独立して個人事業主としてやっていく場合には自分で利用するインターネット回線を
決めないといけません。

「インターネット回線なんてどれでも同じ」と思っている人も多いかもしれませんが、
ビジネス用として使うのであれば導入の段階で慎重に検討しないと後々悔やみますよ。

脱サラして飲食店を開業した私の経験から言わせてもらうと、
個人事業主はNTTの「フレッツ光」がオススメです。

ではなぜ個人事業主にフレッツ光がオススメなのか、また個人事業主はフレッツ光を
法人契約するべきかどうかについても詳しく見ていきましょう。

フレッツ光が使えない地域は無い!?

個人事業主としてこれから開業する場合にフレッツ光がオススメな理由として、
「対応エリアの広さ」が挙げられます。

電電公社を前身とするNTTは、東日本・西日本で分社化されたものの、
日本全国で固定電話サービスを行っています。

その地の利を生かして、
フレッツ光で利用する光ケーブルもほぼ日本全国に行き渡らせているんですね。

ですから、日本国内でフレッツ光が使えない地域を探す方が難しいぐらいです。

ところがフレッツ光以外の
 ・auひかり
 ・NURO光
 ・コミュファ光、eo光などの電力会社系光回線
などは、利用できる地域が限られています。

auひかりは中部地方や近畿地方など使えない地域がありますし、
NURO光が利用できるのは現状では関東・東海・関西だけです。

電力会社系光回線は、
当然ながら親会社である電力会社の管内でしか使うことができません。

なので個人事業主として開業する地域によっては、
フレッツ光以外は使いたくても使えない恐れがあるんですね。

フレッツ光は光コラボレーションよりサポートが迅速

対応エリアの広さで言えば、ドコモ光やソフトバンク光などの光コラボレーションも
フレッツ光回線を使うので日本全国で使えます。

しかも光コラボレーションの方がフレッツ光より利用料金が安いですし、ドコモ光や
ソフトバンク光であればそれぞれのキャリアのスマホとのセット割も利用できます。

個人事業主になればインターネット回線の料金は経費になるとは言うものの、
少しでも料金は安いに越したことはないですよね。

確かに「安さ」で言えば光コラボレーションの方が良いんですが、
万が一のトラブルが発生した場合に光コラボレーションだと少し心許ないこともあります。

光コラボレーションは自社で回線を持たずに、
NTTからフレッツ光の回線を借りる形で光回線サービスを行っています。

なので「通信速度が極端に遅い」「インターネットに繋がらない」といった回線トラブルが
発生した場合でも、自社で対応できません。

ユーザーがサポートを依頼しても
光コラボレーション事業者はそれをNTTに伝えるだけで、
実際にサポート対応するのは回線事業者であるNTTということになるんですね。

フレッツ光を使っていればNTTに直接サポート依頼ができるので
迅速に対応してもらえますが、光コラボレーションだと間に
光コラボレーション事業者を挟む分だけ対応が遅くなってしまいます。

特に個人事業主は取引先からの連絡に対応できないと仕事を失う恐れもありますから、
万が一回線トラブルが発生した場合には1分でも1秒でも早く対応してもらわないと
いけません。

そう考えると、少々料金が高くなったとしても光コラボレーションよりは
フレッツ光の方が良いということになるわけです。

プロバイダが別契約なのもフレッツ光のメリット?

光コラボレーションやauひかり・NURO光・電力会社系光回線は、
いずれも「プロバイダ一体型」となっています。

プロバイダ一体型だと回線とプロバイダを一括で契約するので、
料金もプロバイダ料込みとなり、支払いが1回で済みます。

対してフレッツ光はプロバイダと別々に契約するので、
料金もプロバイダ料は別で支払いも2回になります。

これだけだとフレッツ光の方が、料金が分かりにくく、
契約も支払いも面倒そうな感じがしますよね。

ところがプロバイダが別契約ということが、実はフレッツ光のメリットでもあります。

通信速度や通信の安定性といった通信品質は回線に因るものと思われがちですが、
プロバイダに因るところも決して小さくありません。

なので同じフレッツ光を使っていても、
プロバイダが違うと通信速度や安定性が全然違うといったこともあるんですね。

フレッツ光を使っていて通信品質に不満がある場合は、
プロバイダを乗り換えるだけで改善が期待できます。

しかし光コラボレーションなどのプロバイダ一体型のサービスだと
プロバイダのみを乗り換えることはできず、通信品質に不満がある場合は
回線ごと乗り換えることになります。

回線ごと乗り換えるとなると、
解約と契約の手続きに撤去と開通の工事と手間もお金も時間もかかってしまいます。

光コラボレーション同士や光コラボレーションからフレッツ光への乗り換えは、
2019年7月から「事業者変更」で比較的簡単にできるようになります。
(フレッツ光から光コラボレーションへの「転用」と同じような形)

とは言え、フレッツ光でプロバイダだけを変更する方がもっと手軽です。

一般的に評判の良いプロバイダでも特定の地域のユーザーには評判が良くないことも
ありますから、プロバイダの乗り換えだけで通信品質の改善が図れるのは
フレッツ光にとっては大きなメリットなんですね。

フレッツ光はひかり電話がお得

NTTは元々固定電話サービスの会社だけであって、
フレッツ光のオプションである「ひかり電話」が他の光回線よりお得だったりします。

アナログ電話回線を開通させる場合、通常は施設設置負担金として40,000円近く
払わなければならず、毎月の料金も基本料金だけで2,000円前後かかります。

個人事業主で自宅兼事務所のように自宅の一角を職場としている場合には、
自宅用と職場用で電話を分けたいですよね。

自宅とは別に職場を借りている場合でも、
電話とFAXで2回線使いたい場合もあると思います。

アナログ電話回線だと、2回線目を追加するのにも40,000円近い施設設置負担金が
発生し、2回線合わせて通話料別で月4,000円ほどの料金を払うことになります。

フレッツ光のオプションとしてひかり電話を追加すれば、施設設置負担金は無し、
月500円で固定電話が使えます。

2回線目を使いたい場合は月200円プラスするだけ、
もう100円プラスすれば2つ目の電話番号も発番してもらえます。

フレッツ光のひかり電話なら、アナログ電話回線の1回線分の半分以下の料金で
固定電話2回線と2つの電話を使うことができるんですね。

フレッツ光以外のひかり電話でも、2つ目の回線と電話番号を遣おうと思ったら
月1,000円以上は軽くかかります。

また2つ目の電話番号が「050」で始まるIP電話の番号になったりするので、
ひかり電話を使うのであれば光回線はフレッツ光が良いんですね。

フレッツ光以外だと職場移転で電話番号が変わる?

個人事業主とは言え、
事業が軌道に乗ってくれば職場を移転することもあるかもしれません。

自宅兼事務所だったのを自宅とは別に事務所を構えたり、自宅兼事務所のままでも
もっと条件の良いところに引っ越したりする可能性があります。

職場を移転したとしても、固定電話の電話番号はできれば変えたくないですよね。

全ての取引先に電話番号が変わったことを周知するのも大変ですし、
電話番号が変わることで取引先に迷惑をかけてしまうことにもなりかねません。

しかしフレッツ光以外の回線を使う光回線サービスでは、
職場を移転することでひかり電話の電話番号が変わってしまう恐れがあるんです。

移転先で同じ光回線が使えるならひかり電話の電話番号もそのまま引き継ぐことが
できますが、必ずしも移転先で同じ光回線が使えるとは限りません。

フレッツ光の回線はほぼ日本全国に行き渡っていますから、移転先の物件でもフレッツ光が使えないということはほとんど無いです。

ところがauひかりやNURO光などは、対応エリア内であっても建物によっては
最寄りの電柱まで光ケーブルが来ていないこともあります。

遠い電柱から光ケーブルを無理やり引っ張ってくるなんてことはできませんし、
そうなると移転先で同じ光回線が使えなくなってしまいます。

移転に伴って利用する光回線が変わると、
当然ひかり電話も事業者が変わることになります。

フレッツ光から光コラボレーションへ「転用」する場合、2019年7月から始まる
光コラボレーション同士あるいは光コラボレーションからフレッツ光への
「事業者変更」ではひかり電話の電話番号をそのまま引き継ぐことができます。

しかしauひかりやNURO光などとの転出入では、
ひかり電話の電話番号はそのまま引き継ぐことができないんです。

「アナログ戻し」の手続きを行うことで引き継げるようになりますが、
使っている電話番号によってはアナログ戻しができないこともあります。

なのでフレッツ光以外の光回線だと、
職場を移転することによって電話番号が変わってしまう恐れがあるというわけです。

個人事業主でもフレッツ光で法人契約はできる?

個人事業主であっても、
ビジネス用としてフレッツ光を利用する場合には法人契約することが可能です。

役所に法人として登記していないとインターネット回線の法人契約はできないと
思われがちですが、フレッツ光では法人登記していなくても個人事業主の
「開業届」だけで法人契約できるんですね。

フレッツ光に限らずインターネット回線を法人契約するメリットは
 ・固定IPアドレスが標準で使える
 ・法人名義で領収書が発行される
という2点です。

何十人という従業員を抱える大規模な法人だと、
最低通信速度が保証されるサービスなども利用できます。

しかし個人事業主のような小規模法人では、通信品質など
光回線のサービス内容自体はほとんど個人契約の場合と違いはありません。

個人事業主に法人契約は不要?

個人事業主の場合、法人契約可能とは言え、
わざわざ法人契約にする必要は無いかもしれません。

フレッツ光を法人契約するメリットの内、「固定IPアドレスが標準で使える」ことですが、
個人事業主だと固定IPアドレスが必要になることがあまり無いと思います。

固定IPアドレスが使えると、
自社でサーバーを立ててホームページを公開することができたり、本社と支社など
離れた複数の拠点でネットワークを構築して情報を共有することができたりします。

個人事業主で「本社と支社」のような複数の拠点を構えることは無いですし、
ホームページを公開するにしてもレンタルサーバーを利用する方法もあります。

今後事業規模を大きくする予定があるなら固定IPアドレスが使えた方が良いですが、
そうでないなら別に固定IPアドレスが使えなくても問題ありません。

それから「法人名義で領収書が発行される」ことですが、
光回線の料金を経費として計上するのであれば法人名義の領収書は必須です。

個人事業主の場合は個人名義の領収書でも経費として計上できるんですが、
本当に仕事に使った分なのかを証明しないといけなかったりして面倒なんですよね。

なので、申告の際の手間が省けるという点では法人名義の領収書が発行されるのは
メリットです。

しかし、要相談ではありますが、フレッツ光は個人契約でも法人名義で領収書を
発行してもらうことはできないこともないんです。

フレッツ光を契約する際に個人事業主として仕事で使うことを伝えると、
場合によっては個人契約でも法人名義で領収書を発行してもらえることがあります。
(発行してもらえないこともあるかもしれません・・・)

法人契約だと高額キャッシュバックが貰えるチャンスも

個人事業主ならフレッツ光を法人契約にする必要は無いんですが、
法人契約だと高額キャッシュバックが貰えるチャンスがあります。

フレッツ光の公式では、個人契約でも法人契約でもキャッシュバックなどの特典が
貰えるキャンペーンは行われていません。

ところがフレッツ光を代理店を通して申し込むことで、
キャッシュバックなどの特典が貰えることがあるんです。

以前は個人契約でもキャッシュバックなどの特典が貰えたんですが、
光コラボレーションが開始された2015年以降は個人契約では特典が貰えないところが
増えています。

個人契約だとキャッシュバックが貰えても5,000円とか10,000円ぐらいですが、
法人契約ならフレッツ光の申込だけで30,000円40,000円のキャッシュバックが
貰えたりします。

代理店によっては、指定プロバイダ・指定オプションを利用することで
キャッシュバック金額が70,000円80,000円に跳ね上がる場合もあります。

個人事業主はフレッツ光を法人契約する必要は無いと思いますが、
高額キャッシュバックが貰えるなら法人契約しても良いかなという気持ちにはなりますね。

ただし法人契約してキャッシュバックを貰うのであれば、
貰ったキャッシュバックはキチンと会計処理しないといけませんよ。

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