法人向けネット回線

光コラボレーションを法人契約するならオススメは?

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今やインターネットは「社会インフラ」と言っても過言ではありません。

ですから、
お店や事務所などを開業する場合でもインターネット回線の整備は必須となります。

とは言え経営が軌道に乗るまでは少しでも経費を節約したいところですから、
開業時に導入するインターネット回線として「光コラボレーション」の利用を
検討しているなんて場合も多いんじゃないでしょうか。

ただ光コラボレーションの事業者は数百社にも上るので、
法人として使うにはどれがお得かよく分からなかったりするんですよね。

そこでお店や事務所などを開業する際に導入する法人用のインターネット回線として、
オススメの光コラボレーションをいくつか紹介しましょう。

光コラボレーションは法人用と個人用で何が違う?

法人用としてオススメの光コラボレーションを紹介する前に、光コラボレーションを
法人用として使う場合と個人用として使う場合で何が違うのかについて見ておきます。

法人用として使う場合と個人用として使う場合の大きな違いは
 ・固定IPアドレスが標準で使えるか否か
 ・領収書が発行してもらえるか否か
などです。

まず「固定IPアドレス」ですが、個人用として光コラボレーションを使う場合には
別途オプションなどの申し込みをしないと利用することができません。

しかし光コラボレーションを法人契約にすると、
別途申し込みをしなくても標準的に固定IPアドレスが使えます。

「IPアドレス」は文字通りインターネット上の住所であり、
インターネットを利用する際の身分証明書のような役割も果たします。

光コラボレーションに限らず光回線を個人契約した場合には、
固定IPアドレスではなく「動的IPアドレス」を使うのが一般的です。

動的IPアドレスだと、パソコンやスマホなどの通信機器を光回線に接続するたびに
IPアドレスが変わってしまいます。

インターネットの個人利用では情報を受信する方が圧倒的に多く、
発信することはあまりありません。

ですから光回線の個人契約では接続のたびにIPアドレスが変わったとしても、
大したデメリットにはならないんですね。

それどころかその都度IPアドレスが変わることで、
混雑が回避できて通信速度の定価が防げるといったメリットもあります。

一方法人契約で光回線を使う場合には、自社でサーバーを立ててホームページを
公開するなど情報を受信するだけでなく発信することも少なくありません。

また本社と支社などのように、離れた複数の拠点間でネットワークを構築して情報を
共有するといったことも必要だったりします。

動的IPアドレスだと、自社でサーバーを立てることができないのでホームページを
公開することもできません。

複数の拠点間でネットワークを構築するのに動的IPアドレスを使うと、
固定IPアドレスを使う場合に比べてセキュリティ面が脆弱となってしまいます。

なので光コラボレーションなど光回線を法人契約した場合には、
標準的に固定IPアドレスが使えるようになっているわけです。

領収書が無いと光コラボの料金が経費にならない!?

従業員を何百人と抱える大企業であっても、
1人で切り盛りしている個人経営の飲食店であっても、
お店や事務所で使っているインターネット回線の料金は経費として計上できます。

しかしインターネット回線の料金を経費として計上するには「領収書」が必要ですが、
光コラボレーションを法人契約すると法人名や屋号宛の領収書を発行してもらえます。

自宅で光回線を使っているとよく分かると思いますが、
個人契約の場合は基本的に領収書が発行されることはありません。

個人契約だと、
クレジットカードの利用明細や通帳の引き落とし履歴が領収書代わりとなります。

もし領収書を発行してもらえるとなっても個人宛なので、
個人名義で支払われたものを法人の経費として計上するのには少し骨が折れます。

その点法人契約であれば法人名や屋号で領収書が発行されるので、
経費への計上が簡単というわけです。

法人契約と個人契約でサービス内容に大きな違いは無い

光コラボレーションにしろ他の光回線にしろ、法人契約をしたからと言って個人契約と
比べてサービス内容が有利なったり不利になったりすることはありません。

光回線の事業者によっては、回線の混雑に関係無く一定以上の通信速度が
出ることを保証した「帯域保証型サービス」が法人契約で利用できる場合もあります。

ただ法人契約したからと言って必ず帯域保証されるわけではなく、
基本的には個人契約の場合とサービス内容は同じです。

光コラボレーションであれば最大1Gbpsの「ベストエフォート型」で、
回線の混雑具合などによっては通信速度が大幅に落ちてしまうこともあります。

料金もほとんど同じですし、
 ・固定IPアドレスが標準で使える
 ・法人名や屋号で領収書が発行される
という以外には法人契約と個人契約で大きな違いはありませんよ。

小規模なお店や事務所なら光コラボは個人契約でも問題無い?

お店や事務所で使うからと言って、
必ずしも光コラボレーションを法人契約しないといけないというわけでもありません。

個人で経営しているような小規模なお店や事務所であれば、
個人契約で光コラボレーションを使っても良いと思います。

それなりにインターネットに関する知識が無いことには、
自社でサーバーを立ててホームページを公開するなんてことはできません。

また本店や本社しかないのであれば、
複数の拠点間でネットワークを構築する必要もありません。

それに「レンタルサーバー」を利用すれば、
固定IPアドレスが使えなくても自社のホームページを作って公開することは可能です。

領収書の問題についても、事前に事業者なりプロバイダなりに相談しておけば
個人契約でも領収書を発行してもらうことができます。

事業者によっては、光回線の契約名義とは違う法人名や屋号で
領収書を発行してもらうこともできちゃいますよ。

ただ全ての光回線や光コラボレーションの事業者が個人契約でも領収書を
発行してくれるわけじゃないです。

なので、お店や事務所のインターネット回線を個人契約する際には、
事前に個人契約でも領収書を発行してもらえるかどうか確認した方が良いですよ。

法人にオススメの光コラボレーション

法人契約と個人契約の違いが分かったところで
法人にオススメの光コラボレーションですが、1つ目は「ドコモ光」です。

言わずと知れた、
大手携帯キャリアであるドコモが提供している光コラボレーションサービスです。

他の光コラボレーションに比べると若干料金が高めだったりするんですが、
何と言ってもドコモスマホとのセット割が利用できるのが大きいんですよね。

ドコモスマホとドコモ光をセットで使うことで「ビジネス通話割引グループ内」で
新しい料金プランである
 ・ギガホ
 ・ギガライト
で利用している全てのスマホの料金が1,000円割引されます。
(「ギガライト(~1GB)」は割引なし、「ギガライト(~3GB)」は500円割引)

このセット割があることで、光コラボレーション料金とスマホ代を合わせた通信費では
他の光コラボレーションよりもドコモ光の方が安くなるんですね。

通信費が安いに越したことはありませんから、ビジネスフォンとしてドコモスマホの
利用を考えているなら光回線はドコモ光一択じゃないでしょうか。

ドコモ光はプロバイダが選べるのもメリット

光コラボレーションはプロバイダ一体型のサービスであり、
プロバイダの選択肢が無いということも少なくありません。

例えば同じ大手携帯キャリア系の「ソフトバンク光」のプロバイダは
「Yahoo!BB」だけですし、他にも
 ・ビッグローブ光・・・BIGLOBE
 ・So-net光・・・So-net
 ・OCN光・・・OCN
などの有名どころも選べるプロバイダが決まっています。

ところがドコモ光では指定の25社からプロバイダを選ぶことができ、さらにあまり
オススメできませんが単独プランなら指定以外のプロバイダを選ぶことも可能です。

単独プランにするとドコモ光とプロバイダが別契約となり、指定プロバイダを
選んだ場合よりも料金が割高になるのであまりオススメできないんですね。

でもフレッツ光のように光回線とプロバイダが別契約ならプロバイダによって
料金を安く抑えることもできますが、一体型のドコモ光だとプロバイダが選べても
大したメリットにならないような気がしますよね。

通信速度や安定性といった通信品質は光回線の事業者に因るところが大きいと
思われがちですが、実はプロバイダに因るところも決して小さくありません。

ですから回線はそのままでもプロバイダを乗り換えるだけで、
通信速度が速くなったり安定性が向上するといったこともあります。

ソフトバンク光などのようにプロバイダが選べない光コラボレーションでは、
通信品質に不満がある場合は回線ごと乗り換えないといけません。

ところがドコモ光であれば、通信品質に不満がある場合でもドコモ光は
そのままでプロバイダを乗り換えれば改善が期待できます。

2019年7月から光コラボレーション同士の事業者変更が可能になるとは言え、回線を
乗り換えるよりはプロバイダを乗り換える方がはるかに手間もお金もかかりません。

なのでドコモ光でプロバイダが選べるというのは、決して小さくないメリットなんですね。

法人契約だとセット割で割引されるのはスマホ20回線まで

ドコモスマホを新しい料金プランにして、
ドコモ光と一緒に使うことでセット割が適用されます。

このセット割では、ビジネス通話割引グループ内で新しい料金プランを利用する
全てのスマホの料金が最大1,000円割引となります。

ただしビジネス通話割引グループでセット割を利用する場合には、
割引が適用されるのは最大20回線までです。

個人契約で「ファミリー割引グループ」としてセット割を利用する場合であれば、
グループ内で新料金プランを使うスマホは台数制限無く割引が受けられます。

個人経営の飲食店など小規模な法人だと問題ありませんが、中規模程度の
法人になると割引を受けられない回線も出てきてしまうので注意が必要です。

ソフトバンクスマホを使うならソフトバンク光がオススメ

ビジネスフォンとしてドコモスマホではなくソフトバンクスマホを使うのであれば、
光回線も「ソフトバンク光」にするのが良いと思います。

ソフトバンク光の料金はドコモ光とほとんど同じですが、
何と言ってもソフトバンクスマホとのセット割が利用できるというメリットがあります。

ソフトバンク光とソフトバンクスマホを一緒に使うと「おうち割 光セット」というセット割が
適用され、スマホ代が最大1,000円割引されます。

なので光回線の料金とスマホ代を合わせた通信費が、
他の光コラボレーションを利用するよりも安くなる可能性が高いわけです。

ただドコモ光のセット割は、個人契約なら制限台数無し、
法人契約だと20回線まで割引を受けることができました。

ソフトバンク光のセット割は、
個人契約・法人契約に関係無く最大10回線までしか割引を受けることができません。

なのでドコモ光と同様に、従業員が10人以上居る中規模程度以上の
お店や事務所では割引が受けられない回線が出てきてしまいます。

ソフトバンク光は法人契約できない!?

ソフトバンク光を法人として利用する場合には、
「みなし法人」という少し変わった形で契約することになります。

ドコモ光などの通常の法人契約では、
会社名や屋号など法人名義のみで契約することができます。

ところがソフトバンク光の法人契約では、
契約者名が「法人名+個人名」という形になるんですね。

契約者名義がみなし法人になったとしても特に不利益を受けることはありませんし、
領収書も経費を計上する際には普通に使えます。

ただ注意しないといけないのは、ソフトバンク光では「契約名義と支払いに使う
クレジットカードや口座の名義が同一でないといけない」ということです。

法人名のみのクレジットカードや口座での支払いができず、ソフトバンク光の
料金支払用に新たにカードや口座を作らないといけない恐れがあります。

また契約の際も個人名義のカードや口座を使うことになりますから、名義人以外の人が
申し込みに行く場合は委任状などの書類も揃えておかないといけません。

auスマホを使うならビッグローブ光・So-net光・@nifty光

ドコモスマホを使うならドコモ光、ソフトバンクスマホを使うならソフトバンク光と来たら、
auスマホを使うなら「auひかり」がオススメだと思いますよね。

ところがauひかりは独自の回線を使う光回線事業者であり、
光コラボレーションではありません。

ビジネスフォンとしてauスマホを使う場合のオススメの光コラボレーションとしては
 ・ビッグローブ光
 ・So-net光
 ・@nifty光
などとなります。

実はauひかりは利用エリアが限られており、
中部地方や近畿地方などauひかりが利用できない地域もあるんですね。

auひかりが使える地域と使えない地域のユーザー間の不公平を失くすために、
先の3社でauスマホとのセット割が利用できるようになっているわけです。

ビッグローブ光などとauスマホを一緒に使うことで「auスマートバリュー」という
セット割が適用され、スマホ代が最大2,000円割引となります。

ソフトバンク光のセット割と同様に最大10回線までしか割引が受けられないのが
少しネックですが、小規模な法人であれば問題無いと思います。

auひかりのように利用エリアが限られているサービスでは、
お店や事務所を移転した場合に建物最寄りの電柱に光ケーブルが来ておらず
引き続き同じサービスが利用できないこともあります。

また支店や支社を作るとなった場合でも、本店と支店で違う光回線を使わないと
いけなくなることもなり、相互に情報を共有することが難しくなることも考えられます。

ですから法人として光回線を使う場合には、auひかりのような利用エリアの
限られたものではなく、フレッツ光や光コラボレーションのように
ほぼ日本全国で使えるものを選んだ方が良いと思いますよ。

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