法人向けネット回線

プロバイダー乗り換え可能は法人には大きなメリット

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開業したお店や事務所にインターネット回線を開通させる際、手続きが簡単ということで
プロバイダー一体型のインターネット回線を選ぶということがあるかもしれません。

プロバイダー一体型のインターネット回線はいわゆる「ワンストップサービス」であり、
何困ったことや分からないことなどを問い合わせてもたらい回しにされる心配が
ないんですね。

何より申し込み手続きが1回で済むので、
プロバイダ-一体型のインターネット回線を使う法人・事業者も多いと思います。

しかし正直なところ、一体型でプロバイダが選べないインターネット回線というのは
あまりオススメできません。

ではなぜプロバイダー一体型のインターネット回線は良くないのかについて、
詳しく見ていきましょう。

さらに法人契約の際のプロバイダー選びのポイントなども紹介しますよ。

インターネット回線の通信品質を決めるのはプロバイダー?

プロバイダー一体型のインターネット回線について詳しく見ていく前に、
プロバイダーの役割について簡単に説明しておきます。

インターネットの使い勝手を左右しているのは、
インターネット回線だと思っている人も多いと思います。

しかし実際には、先にも書いたように、イ
ンターネット回線の通信速度はプロバイダーによって大きく左右されます。

なのでプロバイダー選びを間違えると、インターネット回線の通信速度が遅くなり、
一気に使い勝手の悪いものとなってしまうんです。

パソコンを使ってインターネットサイトに接続したとすると、
インターネットサイトから発せられた情報はインターネット回線を通って
プロバイダー設備を経由してパソコンへと送られることになります。

途中で経由するプロバイダー設備が利用者数に対して貧弱だと、
頻繁に混雑を引き起こして通信速度の低下を招いてしまいます。

ETCのない高速道路の料金所と同じでプロバイダー設備がボトルネックとなって、
結果的にインターネットサイトからの情報がパソコンに届くまでに
時間がかかってしまうんですね。

ですから法人契約・個人契約に関わらず、インターネットを利用する場合には
インターネット回線よりもプロバイダー選びの方が重要というわけです。

インターネット回線はプロバイダーが乗り換えられる方が良い?

事前にインターネットなどで回線事業者やプロバイダーの評判などを調べはするものの、
実際の使い勝手は申し込んでみないことには分かりません。

ネット上では通信速度が速いと評判でも、
使ってみたら通信速度が全然出なかったなんてことも十分に考えられるわけです。

実際にインターネット回線を使ってみて通信速度が遅いなど通信品質が良くない場合、
プロバイダーが選べない回線では通信品質を改善するには回線ごと乗り換えることに
なってしまいます。

回線を乗り換えるとなると旧回線を撤去する工事と新回線を開通させる工事と
2回の工事が必要で、乗り換える時期によっては旧回線の違約金も発生します。

また乗り換え時期を上手く調整しないと、
お店や事務所でインターネット回線が使えない期間もできてしまいます。

一方プロバイダーが選べる回線であれば、
回線はそのままでプロバイダーを乗り換えることで通信品質の改善が図れます。

プロバイダーの乗り換えだけなら、プロバイダーの違約金が発生する恐れはありますが、
回線ごと乗り換えるのに比べて手間もお金もかかりませんし、
インターネットが使えない期間ができてしまう新派もありません。

なので万が一通信品質が良くなかった時のことを考えると、比較的簡単に改善が
図れるプロバイダーに選択肢のあるインターネット回線の方が良いというわけです。

プロバイダが選べるインターネット回線は?

全てのインターネット回線でプロバイダーが選べるようになっているわけではなく、
プロバイダが選べない一体型のものも少なくありません。

光回線で言えば
 ・NURO光
 ・電力会社系光回線
 ・光コラボレーション
などは一体型でプロバイダーが選べません。

NURO光は「So-net」のみ、
電力会社系光回線はそれぞれの回線事業者がプロバイダも兼ねています。

光コラボレーションは一部プロバイダーが選べるものもありますが、
ビッグローブ光(BIGLOBE)のようにプロバイダーが光コラボレーションに
参入している場合も少なくありません。

またソフトバンク光(Yahoo!BB)のように、
特定のプロバイダーとタッグを組んで光コラボレーションに参入していることもあります。

なのでこうした光回線では、申し込み時に別のプロバイダーを選んだり、
利用開始後にプロバイダーだけ乗り換えたりといったことはできないんですね。

光回線でプロバイダーに選択肢があるのは
 ・フレッツ光
 ・auひかり
 ・光コラボレーションのドコモ光
などです。

フレッツ光はほぼ自由にプロバイダーを選ぶことができますが、
auひかりは7社ほどの選択肢しかありません。

ドコモ光には25社ほどの指定プロバイダーがあり、
料金が多少高くなることを厭わなければ指定以外のプロバイダーを選ぶことも可能です。

法人契約する際のプロバイダー選びのポイント

インターネット回線の使い勝手はプロバイダーで決まると言っても過言では
ありませんが、そのプロバイダーはどういう選び方をすれば良いのでしょうか?

法人契約する際のプロバイダー選びのポイントとしては
 ・料金の支払方法
 ・利用可能なオプションサービス
などが挙げられます。

まず「料金の支払方法」ですが、1つよりも2つ、
2つよりも3つと多様な支払方法に対応しているに越したことはありません。

支払方法がクレジットカードや口座振替のみだと、仕入れなどの支払いに
使うものとは別の新しいカードや口座を作らないといけないかもしれません。

請求書払いのみだと、コンビニや金融機関窓口に払いに行かないといけませんし、
何より払い忘れる危険性があります。

最近は料金を下げるためのコスト削減で、
料金の支払方法をクレジットカードに限定しているプロバイダーもあったりします。

回線事業者もそうですが、プロバイダーを選ぶ際には自分が利用したい支払方法に
対応しているかどうかはしっかりチェックしておいた方が良いですよ。

プロバイダーによって利用できるオプションサービスが違う

法人契約のプロバイダーの選び方では、
利用できるオプションサービスの豊富さも結構重要なポイントです。

法人契約では「固定IPアドレス」が利用できるのは当然ですが、
固定IPアドレスを利用するための初期費用や料金もチェックしておきましょう。

プロバイダーによって固定IPアドレスにかかる費用は大きく違い、
初期費用が無料のところもあれば数千円から10,000円ほど必要なところもあります。

さらに固定IPアドレスの毎月の利用料金もプロバイダーによって違い、1,000円以下で
使えるところがあるかと思えば月10,000円以上かかるところもあったりします。

また利用できる固定IPアドレスの数も、
プロバイダーによって8個だったり16個だったり最大256個だったりと違っています。

個人で開業するお店や事務所で256個も固定IPアドレスが必要になることは無いと
思いますが、今後事業展開して支店や支社を増やすとなった場合には
8個16個ぐらいは必要になることがあるかもしれません。

それから飲食店だと、
プロバイダーメールのアドレス数も気にしておいた方が良いと思います。

お客さんからの予約などを受け付けるアドレスと取引先との連絡に使うアドレス、
などといったように複数のメールアドレスが必要になることもありますよね。

プロバイダーによっては無料で使えるアドレスは1個だけで2個目以降は有料の場合も
ありますし、アドレス10個まで無料で使える場合もあったりします。

それ以外にも24時間対応サポートオプションやセキュリティサポートの有無など、
自分が使いたいオプションサービスがあるかどうかチェックしておいた方が良いですね。

県をまたいだ事業拡大を見越したプロバイダー選び

今後経営が軌道に乗ると、
隣県あるいは全く別の地域に支店や支社を作るといったことがあるかもしれません。

なので業態によっては、そういった県をまたいだ事業拡大を見越した
プロバイダー選びというのも重要になってきます。

回線事業者もそうですが、
プロバイダーの中にも利用エリアが限られているものがあったりします。

例えば
 ・ホッカイネット・・・北海道限定
 ・iPlus・・・新潟県限定
 ・インコック・・・秋田県鹿角地域限定
など、限られたエリアでしか利用できないプロバイダーがあります。

ちなみに光回線事業者だと
 ・auひかり・・・中部と関西に利用できない地域がある
 ・NURO光・・・関東、東海、関西限定
 ・電力会社系光回線・・・電力会社管内限定
などが利用できるエリアが限られています。

こうした回線事業者やプロバイダーを利用していると、事業拡大で県をまたいで支店や
支社を作った場合に同じ回線やプロバイダーが使えないなんてことになってしまいます。

地域限定の回線事業者やプロバイダーは、全国で使える有名プロバイダーに比べて
料金が安かったり利用者の評判が良かったりするんですよね。

料金の安さや評判の良さでついつい地域限定の回線やプロバイダーを選んでしまい
がちですが、事業拡大する際の足かせともなりかねないので注意が必要ですよ。

回線やプロバイダーの名義とクレジットカードなどの名義が一緒でないとダメ!?

インターネット回線やプロバイダーの料金をクレジットカードや口座振替で支払う場合、
その「名義」にも注意が必要なことがあります。

光回線の事業者やプロバイダーの中には、利用者の名義とクレジットカードや口座の
名義が同一でないとダメというところもあるんです。

例えば光コラボレーションの「ソフトバンク光」では、ソフトバンク光の名義と支払いに
使うクレジットカードや口座の名義が同じでないといけません。

口座はすぐに作れますがクレジットカードはすぐに作れないので、お店や事務所で使う光回線やプロバイダーの申し込み時には個人名義のクレジットカードを使おうと考えていることもあるかもしれないですよね。

また小規模なお店や事務所なので、
法人契約ではなく個人契約にで利用するといったことも考えられます。

このように光回線やプロバイダーの契約名義とクレジットカード・口座の名義が
違う場合には、申し込み自体断られてしまう恐れもあるということです。

さらに名義が別で申し込み自体はできても、
領収書は発行しないといった回線事業者やプロバイダーもあります。

これだと料金を経費として計上するのが面倒ですし、
光回線やプロバイダーを申し込む際には利用者の名義と支払者の名義が
一緒でないとダメなのかどうかは確認しておくべきですね。

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