事務所のネット回線

業務用のインターネット回線ってどんなもの?

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脱サラや独立を開業する場合、そのお店や事務所で使うインターネット回線は
「業務用でないとダメ」と思っていませんか?

従業員が何十人も居て、事務所でパソコンを何十台も使うというのであれば、
確かに業務用のインターネット回線が必要です。

しかし飲食店で、POSレジと取引先とのメール交換、お客さんに提供する
WiFi環境として使うぐらいであれば別に業務用のインターネット回線は必要ありません。

パソコン1台電話1台というような小規模なお店や事務所だとインターネット回線は、
むしろ業務用より個人用を使った方が良いぐらいです。

そこでお店や事務所で業務用のインターネット回線を使うメリットとデメリットを見ていくと
ともに、小規模事業者にオススメのインターネット回線も紹介したいと思います。

業務用インターネット回線のメリット

業務用のインターネット回線と言っても1種類ではなく
 ・公共団体や従業員50名以上の大規模事業者向け
 ・従業員50名程度までの中堅事業者向け
 ・個人事業主など小規模事業者向け
に分かれています。

大規模事業者向けだと、その会社だけの専有回線が利用できて、
サービスによっては最低通信速度が保証されることもあります。

なので自宅で使う個人用のインターネット回線に比べて通信速度が安定しており、
時間帯によって通信速度が極端に遅くなるといったことがないんですね。

ところが小規模事業者向けは、専有回線ではなく、
周辺の建物とインターネット回線を共有することになります。

そのため周辺の建物でのインターネット利用状況によって、自分のお店や事務所で
使っているインターネット回線の通信速度が遅くなることもあります。

ですから業務用とは言うものの、小規模事業者向けのものだと通信速度など
使い勝手の点では個人用とあまり変わりません。

ではそんな小規模事業者向けの業務用のインターネット回線のメリットはと言うと
 ・固定IPアドレスが標準サービスとして使える
 ・利用料金の領収書が発行される
の2点です。

自社でホームページを作るなら固定IPアドレスが使えるのは魅力的だが・・・

小規模事業者向けの業務用インターネット回線のメリットの1つ目は
「固定IPアドレスが標準で使える」ということです。

一部のオンラインゲームなど固定IPアドレスが無いと利用できないサービスもあるので、
個人用インターネット回線でも固定IPアドレスが使えないわけではありません。

ただ個人用インターネット回線の標準サービスでは「動的IPアドレス」を使い、
固定IPアドレスを使う場合は別途料金を払うことになります。

それが業務用インターネット回線であれば、小規模事業者向けでも
標準サービスとして固定IPアドレスを使うことができるんですね。

固定IPアドレスが使えると、自分でサーバーを立てて自作のホームページを
インターネット上に公開することができます。

それから本店と支店などのように離れた場所にある2つ以上のお店や事務所で、
1つの社内ネットワークを構築することもできるようになります。

固定IPアドレスを使うことで外部から社内ネットワークへのアクセスが制限できるので、
セキュリティも強化されますよ。

ただしホームページを公開するためのサーバーはレンタルできますし、
支店や支社が無いのであれば社内ネットワークを構築する必要もありません。

なので業務用インターネット回線で固定IPアドレスが標準で使えることは
メリットなんですが、小規模事業者ではメリットとなりえないことも考えられます。

個人用インターネット回線だと料金の領収書は発行されない?

プライベートでスマホや光回線など使っている場合も多いと思いますが、
毎月料金は払っているものの領収書は貰ったことが無いんじゃないでしょうか。

請求書を金融機関やコンビニなどの窓口に持って行って現金で払ういわゆる
「請求書払い」の場合は、手元に紙の領収書が残ります。

しかしクレジットカード払いや口座振替だと、
別途発行してもらわない限りは領収書が貰えません。

一方業務用インターネット回線であれば、
別途請求しなくても領収書を発行してもらえます。

プライベートで使うスマホや光回線などは経費として計上することがありませんから、
領収書が貰えなくても特に問題はありません。

ところがお店や事務所で使うインターネット回線の料金は当然経費として計上するので、
会計処理しやすいように業務用インターネット回線では
標準的に領収書が貰えるわけです。

ただ個人用インターネット回線でも、
別途請求すれば領収書を発行してもらうことができます。

しかも領収書の名義を、
インターネット回線の利用者とは別の屋号や事業者名にしてもらうことも可能です。

申し込み時に領収書発行をお願いするというひと手間はかかるものの
個人用でも領収書は発行してもらえるので、業務用で標準的に領収書が
発行されるということは大きなメリットとはなりえないですね。

業務用インターネット回線のデメリット

世の中メリットだらけなんてものはそうそうありませんから、
業務用インターネット回線を使うデメリットもあります。

業務用インターネット回線を利用するデメリットとしては
 ・個人用に比べて料金が高い
 ・申し込み手続きが面倒
といったことが挙げられます。

個人用のインターネット回線は、「光コラボレーション」というサービスが
開始されたことによって料金が安くなっています。

一戸建てだと月5,000円前後、マンションなど集合住宅だと規模によっては
月4,000円以下で光回線を使うことも可能です。

業務用も小規模事業者向けだと料金的には個人用とあまり変わりませんが、
業務用だと料金割引のサービスがほとんど無いんですね。

個人用だと新規申込特典として料金が、初月無料になったり、
利用開始から数か月間は割引が受けられたりします。

個人用のインターネット回線の方がキャンペーンによる割引などで安く使える可能性が
高いので、結果的に業務用を使う方が料金が高くなってしまうというわけです。

業務用インターネット回線は申し込みに必要な書類が多い

自分で申し込んだことがある人は分かると思いますが、
個人用インターネット回線の申し込みに必要なものはそれほど多くありません。

運転免許証などの本人確認書類と料金支払いに使うクレジットカードや
キャッシュカード・通帳ぐらいです。
(口座振替の場合は金融機関届出印も必要)

いずれもすぐに用意できるものですから、極端な話、
今日申し込みに行くことも可能ですよね。

ところが業務用インターネット回線の申し込みでは、個人用よりも必要な書類が多く、
しかもすぐに用意できないものもあったりします。

業務用インターネット回線の申し込みには
 ・申し込みを行う人の本人確認書類
 ・社員証や名刺などの申し込みを行う人の在籍確認書類
 ・法人印(丸印・角印どちらでも可)
 ・料金支払いに使うクレジットカード又はキャッシュカードか通帳
 ・法人確認書類
などが必要となります。(在籍確認書類は不要なこともある)

「法人確認書類」は
 ・登記簿謄(抄)本
 ・現在(履歴)事項証明書
 ・法人印の印鑑登録証明書
 ・開業届
などで、コピーではなく原本の提出が求められることも多くなっています。

「発行から3か月以内」といった縛りもあったりするので、
コピー可でも結局は原本を取りに行かざるをえないこともあるんですね。

高額キャッシュバックが業務用インターネット回線のデメリットに?

NTTなどの回線事業者ではなく代理店でインターネット回線を申し込むことで、
キャッシュバックが貰えることもあります。

個人用でも業務用でもキャッシュバックが貰える可能性があるんですが、
業務用の方がより高額なキャッシュバックが貰えます。

個人用だと無条件で20,000円前後、
有料オプション加入などの条件付きでも30,000~40,000円ぐらいです。

一方業務用であれば無条件でも30,000~40,000円、
有料オプション加入などの条件を満たせば60,000円70,000円貰えることもあります。

自分のお店や事務所を開業するのには何かとお金がかかりますから、
インターネット回線開通でキャッシュバックが貰えるのはありがたいことです。

しかしこの高額キャッシュバックを貰うことが、
かえってデメリットになってしまうこともあります。

自宅で使う個人用のインターネット回線を申し込んだ際に貰うキャッシュバックは、
自分の懐に入れてしまえば終わりです。

ところが業務用のインターネット回線を申し込んだ際に貰ったキャッシュバックは、お店や事務所の収入として会計処理しなければいけません。

税理士や公認会計士に任せているならともかく、自分で会計処理している場合は
キャッシュバックはどういった名目でどの勘定科目になるのよく分からないですよね。

面倒な会計処理という余計な仕事を増やしてしまうので、高額なキャッシュバックを
貰うことが業務用インターネット回線のデメリットになりかねないわけです。

会計処理しなくて良いように、あえてキャッシュバックの無い回線事業者や代理店で
インターネット回線を申し込むという小規模事業者も実際多いみたいですよ。

小規模事業者には「フレッツ光」がオススメ

お店や事務所のインターネット回線としてオススメなのは、NTTの「フレッツ光」です。

自宅で使うインターネット回線なら、ドコモ光などの光コラボレーションで料金を
抑えるも良し、NURO光で通信速度も速さを求めるも良しです。

しかし「業務用」として使うインターネット回線としては、
やはりフレッツ光が一番だと思います。

お店や事務所のインターネット回線としてフレッツ光を選ぶメリットとしては、
まず「プロバイダが選べる」ということが挙げられます。

光回線では、回線事業者よりもプロバイダが通信速度や安定性を大きく左右します。

多くの光コラボレーションやNURO光、電力会社系光回線は回線事業者と
プロバイダが一体となっており、プロバイダを選ぶことができません。

なので万が一光回線の通信速度や安定性に不満がある場合、
それを改善するには回線ごと乗り換えることになります。

ところがフレッツ光だとプロバイダが選べますから、回線はそのままでもプロバイダを
乗り換えるだけで通信速度や安定性の改善が期待できるんですね。

回線を乗り換えるとなると撤去工事と開通工事が必要で、それぞれに工事費がかかり、
解約する時期によっては回線の違約金も発生します。

フレッツ光でプロバイダの乗り換えだけだと、プロバイダの違約金が発生する恐れは
ありますが、工事不要で工事費はかかりません。

手間もお金もかけずに通信速度や安定性の改善が図れるので、
フレッツ光でプロバイダが選べることがメリットになるわけです。

フレッツ光はひかり電話がお得

お店や事務所を開業する際はインターネット回線だけでなく、
固定電話回線も必要になりますよね。

フレッツ光でオプションとして「ひかり電話」をプラスすると、
NTTのアナログ電話よりもお得に固定電話を利用することができます。

アナログ電話だと開通させるのに「施設設置負担金」として1回線当たり40,000円近く
払わなければならず、さらに毎月の料金も基本料金だけで2,000円近くかかります。
(NTTの電話加入権無しなら施設設置負担金無しでアナログ電話が設置できる)

フレッツ光のひかり電話だと、開通に費用はかからず、
料金もフレッツ光に月500円プラスするだけ。
(通話料は別)

またFAXやクレジット決済用の端末などを使うのに2回線目が必要になることも
ありますし、電話とFAXで番号を変えたいということもありますよね。

アナログ電話で回線数を増やす場合は、1回線目と同じで施設設置負担金が
必要ですし、2回線目にも月2,000円近くの基本料金がかかってきます。

フレッツ光のひかり電話では、2回線目は月200円プラス、
2つ目の電話番号は月100円プラスするだけで利用できます。

なので2回線・2つの電話番号を使うのに、フレッツ光のひかり電話は月800円と
アナログ電話の1回線分基本料金の半分以下で済んでしまうわけです。

他の光回線の光電話でも、
これほど安い料金で2回線目・2つの電話番号を使うことはできません。

法人契約で24時間365日サポートが受けられる

フレッツ光を法人契約することで、
24時間365日対応の「出張修理オプション」が利用できます。

飲食店だと休日に営業することも多いですし、
お店のある場所や客層によっては早朝や深夜に営業することもあります。

休日や早朝・深夜に、急にインターネットが繋がらなくなったり
パソコンの調子が悪くなったりすることも十分に考えられます。

個人契約のサポートオプションだと利用時間が決まっていますし、他の光回線の
法人向けサービスでも早朝・深夜だとサポート対応してもらえないこともあります。

インターネットが繋がらないパソコンの調子が悪いことが業務に支障をきたすことも
あるので、サポートの受付時間まで待つなんて悠長なことも言っていられません。

そんな時フレッツ光であれば24時間365日対応の出張修理オプションがあるので、
休日だろうが早朝・深夜だろうがトラブルに対応してもらうことができます。

月3,000円とちょっと高めのオプション料金ではありますが、
「お守り代わり」に加入しておけば万が一の際に役に立ちます。

このようにフレッツ光には、
他の光回線よりお得だったり他には無いようなサービスがあります。

なので業務用として光回線を使う場合には、
NTTのフレッツ光を選ぶのがオススメなんですね。

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